辞めるのは甘え?仕事向いていない、辞めたいと感じる時の理由と対策

毎日の仕事の中や、職場の人間関係がうまくいかなかった時など、ちょっとしたストレスを感じた時に「仕事をやめたい」と誰もが感じたことがあるでしょう。また、ミスが続いてしまったり、部署や働く環境が変わった時、周りの人が輝いて見えたり「この仕事は向いていない、辞めたい」と感じたことがある方もいるでしょう。
そんな時どうしたら良いか、本当にやめてもいいか分からないという方が大半です。こんな時、他の人はどうしているのか、自分が今後どうしたらいいか分からない方へ後押しとなるようなアドバイス、対策を考えてみたいと思います。

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仕事が向いていないと感じる理由

仕事が向いていないと感じる理由

まず、仕事が向いていないと感じる理由はどこにあるのでしょうか。

よくあるのは仕事でミスが続いてしまい自信を失う、やりがいを感じられないという日々の積み重ねの部分でしょう。このようなことが重なると自信さえ失ってしまいます。

また、入社してみたものの理想が違う、会社や現在の仕事に将来性を感じられないなどもあるでしょう。

自分が活かせると思っていた能力が活かせないこともモチベーションが上がりにくくなる要素です。

その他、社内の雰囲気が合わない、人間関係に馴染めない、などの理由も今の仕事が向いていないと感じる理由として上がることが多いものになります。

年代別の離職理由

では、年代別での離職の理由をみてみましょう。厚生労働省が発表した、令和2年雇用動向調査結果の概況のデータから年代別に離職の理由を紐解いていきます。

「年齢階級別にみた離職理由別離職者」の割合では、全体的に「個人的理由」が最も多く、会社都合ではないことが読み取れます。「転職入職者が前職を辞めた理由」はそれぞれ年代によって様々な理由が読み取れます。

20代の離職理由

20代では「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」という意見が最も多く見られました。学生から社会人として就職すると時間の拘束も増えることや、就職後就業規則と違った労働条件などに戸惑うことから離職の理由となっているようです。求人と現実の違いはやはり仕事を辞めるきっかけとなります。

30代の離職理由

「職場の人間関係が好ましくなかった」

30代になると仕事上でも人間関係であっても中間の立場になります。こうなると上司や後輩の間に立つことや、仕事に慣れてきて周りの環境も見えてくると人間関係に心労を覚えることも増えてきます。そうなると人間関係の重苦しさから逃がれるように離職をし、新天地を求める方も増えてきます。

40代の離職理由

「職場の人間関係が好ましくなかった」

やはり30代と同じように人間関係の間に立つ年代です。タイトルも上がり「中間管理職」と言われる状態でしょう。職場の環境や人間関係に疲れてしまい、仕事を辞めると考えた時に年代的にも最後のチャンスと言える年代かもしれません。年齢を考慮し、キャリアアップを目指す方もいるでしょう。

50代の離職理由

「会社都合」

終身雇用制の廃止や雇用環境がめまぐるしく変わる中で、50代になると会社の方針や業績などによっては「早期退職」を集う会社もあります。近年大手企業でも早期退職者の募集を行うところも多く、そのような流れから離職の理由として割合が高くなっています。

仕事が向いていないと判断するためのポイント

年代別に離職の理由を見るとその年代や立場において様々な理由で離職をしていることがわかりました。では、今の仕事や職場が向いていないと判断していくためのポイントは何でしょうか。

状況を変えることができるか

失敗をした時や、会社の雰囲気や人間関係が合わないと感じている時に、あなたの努力次第でその状況に変化を与えられるかは重要なポイントです。変えられるイメージが持て、失敗しても自分でもう一度やってみようと前向きな気持ちになれたり、会社に対して努力をして貢献をしてみようという気持ちでいることができればまだその仕事や仕事環境にはフィットしていく可能性があると言えます。しかし、自分が仕事向いていないと思える理由に対して、どのように努力をしても状況が変えられないと思えるのであれば向いていないと考えて次のアクションを考えても良いでしょう。

自分や会社に将来性を感じられるか

これから先、仕事をしていく中でこんな仕事がしたい、こんなポジションに就きたいなど未来に対するビジョンが見えているのであればその会社でまだまだチャレンジするべきと言えるでしょう。。しかし、その逆で何がしたいか、会社の方針に理解を示せない、会社にいる自分を想像したときにどうやっても未来を感じられない、仕事に対するやりがいも長期的にも見出せそうにない、ということであれば考え直すタイミングと言ってもいいでしょう。

やりがいは感じられるか

これはすべてのことに言えますが、今の仕事に「やりがい」「生きがい」「成功した時に喜びを感じる」などモチベーションが高い状態であれば仕事が楽しいと日々感じられるものです。しかし、喜びややりがいを感じることができなければ「やらされている」という状態に陥りやすく、向いていないと感じることも多くなるでしょう。仕事があなたにとってストレスになることが増えていきます。

仕事に向いていないと思いながら続けた結果はどうなる?

では、向いていないと思いながら我慢しながら仕事を続けると結果、どうなるでしょうか。多くの場合が仕事、心身ともにマイナスの方向に向かっていきます。仕事でミスが続きモチベーションが上がらない、しまいには仕事に行きたくないという状態、精神的にも追い込まれた状態になることもある。仕事はどうにか、努力や仲間の援助ややり直すことができるかもしれません。しかし、頑張りすぎた結果、体や心を壊してしまったら元も子もありません。

仕事に向いていない、辞めたいと思ったときの対処法

向いていない、辞めたいと思った時はまず落ち着いて、その原因を考えてみましょう。そして可能であれば休みを取って仕事から距離を置いてみるのも一つかもしれません。他にも、趣味を楽しんでリフレッシュしながら仕事のことを忘れてみるなどすることで、少し向いていない、辞めたいというマイナスのマインドから抜け出せるかもしれません。

仕事を辞めたいと思った時の行動で注意するべきこと

仕事を辞めたい、辞めるとなった時はもしかしたら心身ともに限界の状態で、周りや前後が考えられない状態かもしれません。しかし以下のことに注意してみてはいかがでしょうか。

解決できる方法、辞めなくて良い方法はないか考える

「辞めたい」という気持ちが先立ってしまっていませんか。先にも述べたように、どうして向いていないと感じるのか、辞めたいのか、理由は何かを洗い出して、何か解決できる方法はないか、本当にやめるべきタイミングなのか考えてみましょう。

相談できる人はいないか考える

辞めたいという気持ちや、辞めたくなった理由を相談できる人はいませんか。もしかしたら同僚にも同じ思いをしている人や、同じ悩みを乗り越えてきた人がいるかもしれません。落ち着いて周りの同僚に相談してみるのも良いでしょう。

礼儀をもって退職する

先にも書いたように、辞めたい気持ちが先立っていると行動が先立ってしまう方もいるでしょう。無断で辞めてしまう、急に退職を決めて通勤しなくなってしまうなど、社会人として節度がない行動は慎みましょう。退職するのであれば就業規則に定められた規定の日までに退職届を出し礼儀を持って退職の手続きをしてください。

次の仕事に向けての準備を進める

勢いで仕事を辞めてしまうと収入が無くなってしまいます。長い間収入がなく不安定な生活は厳しいものがあります。次の仕事を決めてから退職をする、または準備を進めながら退職をすることが得策です。

仕事に向いていない時に辞めるのは甘え?アリ?

何事も「やめよう」と考えた時、それは逃げなのではないか、甘えなのではないかと考えることもあるかもしれません。しかし、向いていないと感じた時にやめるのは甘えではありません。なぜなら、誰にでも、どんなことにも「向き不向き」があるからです。仕事は求人票では見えないような、実際にやってみないと分からないこともたくさんあります。甘えだと感じてしまい、辞めることが苦痛であれば会社に相談をして他の部署、自分に合った仕事場に移動させてもらうのも一つです。

仕事が向いていないと判断できたら転職エージェントへの相談がおすすめ

仕事を辞めたい、向いていない、どんな仕事が自分に向いているのか分からない時には「転職エージェント」への相談がおすすめします。エージェントはその未知のプロとして、面談を繰り返しながらあなたの適性を判断し仕事を紹介してくれます。また、職場で何か不安なことがあってもフォローや適切なアドバイスをしてくれるので転職活動のプロセス的にも精神的にも安心です。プロとしてのエージェントからの客観的な意見は、自分を見つめる上でもとても参考になります。

仕事が向いていないと悩んでいる人に役立つ3つの名言

気持ちが揺れている方に役立つ名言を3つ紹介します。

1つ目です。

人生のどん底にいる人。大丈夫だよ。心配しないで。今は信じられないかもしれないけど、また絶対笑える日がくる。(Testosterone)

悩みが深くなると、もうここから抜け出せないと感じる日が増えてしまいますが、必ず今の悪い状態から抜け出せるという希望が持てる言葉ですね。

2つ目を紹介します。

やってられないよ」と思ったとき、「でも俺、頑張ってるよな」とつぶやいてみてください。「頑張ってる私って、結構いいな」と、自分を好きになってください。その方が生きやすくなるとは思いませんか?(松岡修造)

失敗を重ねてしまうと、自分はダメな人間だと悲観してしまいますが、たまには頑張っていること、できることを見つめて、自分を褒めてあげることも大切だと思える言葉ですね。

3つ目は

1番いけないのは、自分なんかだめだと思い込むことだよ。(野比のび太)

ドラえもんでおなじみののび太くんの名言。のび太くんは勉強が苦手ですが、ドラえもんに支えられながら元気に伸びやかに生きていますね。自分なんか、と思う必要はないのです。

まとめ

仕事をやめようと考えた時、自分が今後どうしたらいいか分からない方へ後押しとなるようなアドバイス、対策を考えてきました。この仕事に向いていない、辞めたいと感じているのは決してあなただけではありません。みんな迷いながら仕事をし、ダメだと思ったら様々な対処法を試しながら、仕事を続けたり、転職をしたりしています。

最もいけないのは、悩みを抱えながら働き続け、心や体調を壊してしまうことです。そうなる前に誰かに相談したり、リフレッシュをしたり、仕事から離れてみたり、様々なアクションが取れます。迷ったり、辞めたりすることは甘えと考えず、自分らしく働ける環境を求めて行動してみましょう。

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