
保育士の転職に失敗しない!業界に強いおすすめの転職サイト25選
自分にあった保育園の転職を目指して転職したくても仕事が忙しくて転職活動できない人もいるのではないでしょうか?
自分にあった保育園を見つけるためには、業界に精通している転職サイトを理由することをおすすめしますが、どの転職サイトを利用したら良いか迷うことでしょう。
そこで今回は、保育士転職に強い、保育士転職に特化した転職サイトを26選を紹介します。失敗しない転職サイトの利用についても解説しますので参考にしてください。
※本ページではアフィリエイト広告を利用しています。
嫌な環境であれば変えても良いと思える名言
嫌な環境で頑張り続けることに意味はないのではないでしょうか。古代ギリシアの政治家であるデモステネスには次の名言があります。
逃げた者はもう一度戦える
(デモステネス)
デモステネスは、辛い環境で頑張り続けるよりも、新たな環境であなたらしく頑張ることが大切であることを説いています。
保育士の転職におすすめの転職サイト25選
保育士として転職をお考えの方におすすめの、保育士の転職支援に特化した転職サイトを26社紹介します。
特徴やサイトの見やすさなどからご自身に合った転職サイト・転職エージェントを利用してください。
①保育士ワーカー
人材紹介業を運営しているトライトグループが提供している転職サイト&転職エージェントで、厚生労働省が保育分野において優良な事業所であることを認定する適正紹介事業所にも認定されています。
全国の主要都市に拠点を構えており、全国各地の求人を多く保有しています。
専任のアドバイザーが転職活動中のみならず入社後のサポートも対応してくれるため、万が一の入社後トラブルへの対応も安心して任せられます。
②保育のお仕事
こちらもトライトグループが運営し、認可保育園から認定こども園、病院内保育、企業内保育など細かく条件を絞って求人検索ができます。
また、紹介する企業へキャリアアドバイザーが訪問し、入職してみないとわからない職場の雰囲気や内部情報を随時チェックしているため、全国の保育園・幼稚園などの施設についての細かな情報を応募前から確認することができます。
各施設の良いところだけでなく、悪いことや懸念点・リスクなども教えてもらえるので、入職後ギャップも感じにくいでしょう。
③マイナビ保育士
マイナビが運営する保育士専門サイトで、人材紹介事業に広く関わる企業の専門部隊であるだけに、転職そのものが初めての方にも転職のいろはを教えてもらうことができます。
そのため、転職活動に不安があるからしっかりとしたサポートを受けたいという方におすすめです。
保有している保育士関連の求人数も多く、幅広い地域の求人を保有しています。
希望する勤務地だけでなく、給与、雇用形態、施設形態などで絞りこんで求人を探すこともでき、より希望に近い求人が探しやすいサイトとなっています。
④保育士人材バンク
人材業界大手、東証プライム市場上場企業の株式会社エス・エム・エスが運営する転職サイトで、日本各地広く求人を取り扱っています。
医療福祉系人材業界において多くの職種でトップシェアを占めているなど、大手ならではの独自ルートからの求人情報を提供できることが強みです。
厚生労働省よりマッチングの質が評価され、第一回適正事業者として認定されているなど、安心して転職支援を受けられます。
紹介から内定のスピードも早く、急いで転職先を探したい方にもおすすめです。
⑤ヒトシア保育
人材業界大手の株式会社ネオキャリアが運営する転職サイトで、転職サイトと転職エージェントを運営し、利用者満足度は94%と高い評価を得ています。
求人数も業界トップクラスの4万件以上あり、幅広い施設形態ジャンルから希望にあった仕事を紹介してくれます。
また、正社員、派遣、契約社員、パートなどの雇用形態で求人検索もでき、働く環境などに制限がある場合でも条件に合った仕事を探せます。
⑥保育求人ガイド
厚生労働省より適正事業者に認定されたアスカグループが運営しており、利用登録は30秒ほどで簡単に行えるため忙しい保育士の方にも利用しやすいサイトになっています。
求人検索はフリーワード検索だけでなく、勤務地もエリア以外に駅まで絞って探すことも可能です。
キャリアアドバイザーとの面談は対面だけでなく、電話やビデオ通話、チャットなどオンラインにも対応しており、気軽に相談できるところも良いですね。
⑦保育士バンク
保育系に強い株式会社ネクストビートが運営していることもあり、業界最大級の求人量を保有しています。
月給25万円以上、小規模保育、福利厚生充実などの人気求人はもちろんのこと、地方在住、男性保育士、ブランク有り、未経験可など、様々な求人を保有しているのが特徴です。
キャリアアドバイザーが面談から書類作成アドバイス、面接対策、条件交渉など幅広くサポートしてくれるので、転職活動が初めての方や慣れていない方に特におすすめです。
⑧ほいく畑
ほいく畑は保育・福祉業界に強みを持つ株式会社ニッソーネットが運営している転職サイトです。
サイトに掲載されているお仕事コラムが秀逸で、「保育士と幼稚園教諭の違いは?」という基本的な内容から、「男性保育士の現場とは?」「保育士だけどピアノが弾けない!保育園でのピアノ演奏を乗り切る方法や上達の秘訣を紹介」など、保育士を目指す人が気になるコンテンツも多く掲載されています。
⑨クリックジョブ保育
ライフワンズ株式会社が運営する転職サイトで、保育業界専門だからこその求人量が強みです。
また、保育士の転職理由として多い「条件が良くない」や「休日が少ない」を払拭できる、月給25万円や年間休日130日以上など好条件の非公開求人も、担当のキャリアアドバイザーから紹介してもらえます。
担当するキャリアアドバイザーは保育業界専門であり知識も豊富であるため、希望条件や転職理由も理解してもらいやすいのが嬉しいポイントですね。
⑩サクシード
株式会社サクシードが運営しており、全てのサービスを無料で利用できます。
キャリアアドバイザーとの面談は電話だけでなくSkypeなどオンライン面談にも対応しており、元保育士・幼稚園教諭のアドバイザーもいるため、気持ちに寄り添ってサポートしてもらえるのもありがたいですね。
求人票に掲載されていない実際の職場の雰囲気や昇給制度などの求職者からは聞きにくい情報も、キャリアアドバイザーに頼めば詳しい情報を教えてもらえます。
⑪ほいてんサーチ
ほいてんサーチは株式会社e-CHANNELが運営し、正社員・契約社員・派遣社員・パートなど様々な雇用形態で求人検索できるだけでなく、マップ検索ができるため働く場所にこだわりがある方にもおすすめです。
お役立ちコラムでは、未経験から保育士に転職する方法や保育士の面接対策などの情報が多く掲載されており参考になるでしょう。
また、転職サイトでは珍しい「口コミ」についても検索できるページがあり、応募前にリアルな情報も確認できます。
⑫保育エイド
サクシードと同じく株式会社サクシードが運営しており、保育だけでなく教育・福祉に特化した転職サイトを複数提供していることから仕事の悩みや条件ごとにサイトを開設しているため、求職者の希望に合ったサイトを活用できます。
こちらのサイトは職場の人間関係重視の方向けの転職サイトで、独自の調査でいじめ・パワハラ・モラハラの無い職場を紹介しています。
また、LINEでの相談も可能なため、忙しくてパソコンのメールが確認できないという方にもおすすめです。
⑬リスジョブ
保育・福祉・医療業界専門の転職サイトで、ライフワンズメディア株式会社が運営しています。
求人は閲覧できる求人は40万件以上、保育業界においては10万件以上と、圧倒的な求人量を誇り、登録者限定の非公開求人も多く保有しています。
自分の住んでいる地域や希望の地域の派遣会社に一括で3社まで登録できるので、それぞれの転職サイトを開かずとも効率的に仕事を探せます。
⑭ジョブデポ保育士
with Career株式会社が運営する保育・福祉関連に特化した転職エージェントで、ジョブデポ保育士は保育士の転職に特化しています。
「保育のヒント」という保育士向けのWEBメディアも運営しており、保育士あるあるなどの情報から、行事運営のコツなど保育に関わる様々な情報が掲載されており日々の業務にも活かすことができます。
求人検索ページはシンプルながらも必要事項を絞って検索できる、わかりやすい仕様となっています。
⑮ほいくジョブ
ほいくジョブは株式会社プレアデスが運営を行う、国内でも最大級の保育士・幼稚園教諭専門の転職・派遣支援サービスです。
年間3万人を超える保育士・幼稚園教諭の転職支援を行っており、蓄積したノウハウをもとに専門知識を保有したキャリアアドバイザーのサポートを受けながら安心して転職活動を進められます。
求人サイトなどには掲載されていない非公開求人も多く、特に高待遇・好条件の求人が多いことに定評があります。
⑯保育士コンシェル
株式会社プログレートが運営する保育士コンシェルは、全体の求人数は他と比較するとそこまで多くないものの、首都圏メインで求人を保有しているため首都圏で転職を検討していればおすすめの転職エージェントです。
首都圏の限られた求人である分、1社に対しての情報量が多く情報を得やすいです。
また、LINEでの転職相談や求人紹介が受けられるため、普段忙しくパソコンでメールを確認する時間が取りにくい方でも気軽に相談できます。
⑰ジョブメドレー保育
株式会社メドレーが運営し、保育にとどまらず多くの求人を取り扱っている転職エージェントです。
内定率が1.7倍になるスカウト経由の応募も可能で、希望に合った求人がメールやLINEで届くので、多忙な方でも登録するだけで効率よく求人を探せます。
また、ジョブメドレーで応募し入職後、60日以上勤務された方には「勤続支援金」という支援金が支給されるなど働く人にとって嬉しいサービスも提供しています。
⑱保育Fine!
FINE株式会社が運営するこちらの転職サイトは、保育園や幼稚園だけでなく、 認定こども園や企業主導型保育などの施設形態も掲載されており、希望に合わせて探しやすくなっています。
また、保育士お役立ちコラムという保育士向けのお役立ち情報を提供しており、書類の書き方や面接対策などの転職情報だけでなく、保育士としての日頃の業務やイベント等に使える情報が多く掲載されています。
これから保育士の資格取得を考えている方も、実際の業務イメージが持てる内容となっています。
⑲ミラクス保育
ミラクス保育は株式会社ミラクスが運営し、業界最大級の求人数を保有しています。
転職組みや正社員向けの求人だけでなく、新卒者や派遣求人なども豊富であり、保育業界で幅広くサポートを行っている転職エージェントです。
また、紹介予定派遣と言って、一定期間、派遣の雇用形態で働いた後、ご自身と保育施設の希望が一致すれば直接雇用に切り替わる直接雇用前提の働き方ができる求人も紹介しています。
⑳せんとなび保育
保育業界に特化したコンサルタントがサポートを行う転職エージェントで、セントスタッフ株式会社が運営しています。
担当するコンサルタントは全員実務経験があり、かつ有資格者であるため、福祉の現場をよく知っているからこその視点で求職者の希望に沿った求人を紹介してくれます。
また、事業所を担当する営業と求職者を担当するアドバイザーの両方を担当していることから、事業所の情報も直接企業担当視点で確認できますよ。
㉑ほいくのえん
保育士転職に特化しているため専任のキャリアアドバイザーからしっかりとしたサポートを受けられる、株式会社ブレイブが運営する転職エージェントです。
首都圏の求人を多く保有しており、職種や雇用形態などの条件から求人検索できます。
登録をすれば非公開求人も紹介してもらえるため、自分では良い求人を探す自信のない方にもおすすめです。
資格取得や転職関連のコラムも充実しており、転職の一歩を踏み出したい方もぜひ見てみると良いでしょう。
㉒しんぷる保育
合言葉に「保育士さんHAPPY」を掲げる転職エージェントで、Simple株式会社が管理・運営しています。
関東の求人が多く、駅近園や離職率の低い園だけでなく、年間休日120日以上や住宅補助あり、賞与4ヶ月、19時までの閉園など人気の求人も探せます。
初回の面談は電話で5~10分程度であり、LINEやメールでのやり取りができるため、忙しい方も気軽に相談できますね。
面接日程の調整などもアドバイザーにしっかりフォローしてもらえます。
㉓キララサポート保育
保育園事業を展開している株式会社モード・プランニング・ジャパンが運営する、医療・福祉専門の人材紹介と派遣を行う転職エージェントです。
全国で65の保育園を運営してきたノウハウや人材サービス提供経験を活かして、丁寧なヒアリングから希望条件の確認、求人紹介や面接アドバイスなど多岐にわたってサポートを受けられます。
転職に慣れておらずしっかりとサポートを受けながら転職活動を行いたい方におすすめです。
㉔保育情報どっとこむ
人材派遣アスカグループが運営する保育専門求人サイトで、東京・千葉・神奈川を中心に全国の求人情報を検索できます。
正社員・契約社員だけでなく、パートやアルバイト、派遣など様々な雇用形態の求人を掲載しています。
また、定期的に事業所へ足を運び情報を更新している事業所の営業担当者から、事業所のリアルな情報を聞くことができるため、入職したら思っていたイメージと違った…という入社後ギャップも少ないことも嬉しいポイントですね。
㉕保育士専門コンシェル
株式会社プログレート運営のこちらの転職エージェントは、園長とのネットワークを活かして、施設の雰囲気、離職率、園の評判といった求人票の中には載っていない園の最新の情報を収集しています。
詳しい情報を知ることができるので、希望に合う職場で安定して働きたい方におすすめです。
また、担当のアドバイザーが代理で給与交渉も行い、3人に2人が給与アップしているという実績もあります。
面談は電話やLINEでも受け付けています。
保育士の転職を失敗しないポイント
保育士の転職を失敗しないようにするためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
ここでは5つのポイントについて解説していきます。
どれも大切ですので、時間をかけてしっかり準備をしましょう。
①希望条件を明確にする
まずは転職先を探す上での希望条件を明確にしましょう。
曖昧なまま転職活動をスタートさせてしまうと中途半端に転職先を決めてしまい、再び転職することにもなりかねません。
転職を検討しているのならば、転職で変えたいことや叶えたいことがあるはずです。
その条件を最優先に、勤務地や給与など優先順位をつけながら定めていきましょう。
②転職理由を明確にする
転職して叶えたい希望条件をある程度明確にしたら、転職理由と転職目的も考えましょう。
転職で叶えたいこと(転職目的)を明確にすることで、それが叶えられる転職先を選べるようになり、面接でも志望動機として伝えやすくなります。
なぜ転職したいのか?なぜ子どもとの関わりをもっと持ちたいのか等、「なぜ?」を繰り返し自問し転職理由を明確にしていきましょう。
③保育士向け転職サイトを利用する
保育業界は専門性が高いため、業界に特化した転職サイトや転職エージェントを利用することをおすすめします。
保育業界専門ではない転職エージェントや転職サイトだと、アドバイザーが保育業界の知識を持ち合わせておらず希望する求人を紹介してもらえなかったり、保有している求人量が少ないこともよくあります。
④保育園の見学をする
入園後のギャップを防ぐためにも、実際の園の雰囲気を感じることができる職場見学はぜひ行いましょう。
ご自身で園に電話で連絡を取り、運動会シーズンなどの繁忙期と重ならないよう希望日の1~2か月前に予約をするのがおすすめです。
転職エージェントを利用していればアドバイザーが調整してくれるため、気になる園があったらアドバイザーへ相談してみましょう。
⑤保育園の口コミを調べる
保育園の口コミを調べておくこともおすすめです。
鵜呑みにしすぎてはいけませんが、口コミを見ることである程度の保育園の雰囲気をつかむことができ、転職目的とのギャップがないかを判断する材料にできるためです。
転職エージェントでは、担当者に保育園の内部情報を確認できるため、その情報と合わせて参考にすると良いでしょう。
保育士向け転職サイトを利用するメリット
多くの転職エージェントや転職サイトがありますが、このようなサービスを利用することで求職者にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
その中でも、特に保育士向けの転職サイトを利用するメリットについても解説します。
①非公開求人の紹介がある
何より大きなメリットの一つには自分で探していても見つけられない非公開求人と出会えることです。
非公開求人とは一般公開しておらず、転職サイトや転職エージェントに登録した人だけに公開している求人のことで、一般公開すると応募が殺到するような好条件の求人などを多く見ることができます。
②プロ目線の転職サービスがある
もう一つの大きなメリットは、転職支援のプロのアドバイスやサポートを無料で受けられるという点です。
転職には、書類作成・求人選択・面接対策・条件交渉・現職の退職手続きなど多くのステップがあります。
転職が初めての方でも最初から丁寧なサポートを無料で受けることができ、書類作成や面接アドバイス、求人紹介など求職者に寄り添ったサポートが受けられます。
③保育園の内部事情を知ることができる
保育士の転職理由で多いのは「職場の雰囲気の悪さ」「残業の多さ」などですが、転職先でも同じ思いをしては転職した意味がありません。
転職エージェントでは、企業の担当者が定期的に求人を掲載している施設に訪問し情報収集を行っているため、求人票には載っていない職場の雰囲気の情報や、求人票と実態に差異がないかなど内部情報を提供してもらえます。
④希望にあった保育園を見つけることができる
保育士向けの転職エージェントや転職サイトは多くの求人を取り扱っており、サイトによっては地方求人も多く見つけることができるため、希望にあった保育園を見つけやすいのが特徴です。
また希望条件に優先順位をつけておくことで、今の転職理由を払拭するだけでなく、将来的なキャリアビジョンにより近い求人を探せます。
⑤キャリアアップを目指すことができる
転職エージェントや転職サイトの多くでは管理職や希望年収検索など、希望する条件を設定して求人検索ができ、経験がなくとも挑戦できる求人も多いため、キャリアアップを目指すことができます。
もし、保育業界での資格や経験をお持ちであれば、直接オファーを受けられる場合もあり、効率的に転職活動を進められます。
⑥高年収・好待遇を目指せる
転職エージェントや転職サイトを利用する事業所は、採用するためにコスト(費用)がかけられる、財務面でも安定した事業所であると言えると思います。
そのため、そもそもの給与レンジが高めであったり、良い待遇を用意していることもしばしば。
長く働けば働くほど給与が少しずつ伸びていく傾向が強い保育業界ですが、転職して給与レンジが高い事業所で一気に高年収を狙うことも可能です。
保育士向け転職サイトを利用するデメリット
メリットもあれば、もちろんデメリットもあります。
しかし前もってデメリットを知っておくことで自分なりの対策や心の準備ができるため、いざデメリットに直面しても動じることなく対応できますよ。
①マイペースで転職活動ができない
キャリアアドバイザーに転職活動の支援をしてもらうことによって、自分のペースで転職活動を進められない可能性があります。
キャリアアドバイザーがスピード感ある選考を勧める理由は、応募タイミングを揃えたり機会損失にならないようにと求職者にプラスになると考えてのことです。
ですが、もしどうしても合わないようなら希望を伝えてみてください。
②希望とは違う求人を紹介される場合がある
保育士向けの転職サイトや転職エージェントを提供しているところでは、多くのキャリアアドバイザーは保育士経験者や経験がなくとも業界理解を持っています。
しかし稀に経験が少ない担当者もいるため、伝えたはずの希望と異なる求人を紹介される可能性があります。
キャリアアドバイザーはあなたの転職成功を第一に考えているため、再度希望を伝えてみましょう。
保育士向け転職サイトを選ぶ注意点
では、保育士向け転職サイトを選ぶ際にはどういった点に気をつければ良いでしょうか。
利用する転職サイトを選ぶ時は、下調べせず1社だけ登録するのではなく、下記の3点に気をつけて選んでみてください。
①保育士に特化した転職サイトを選ぶ
転職エージェントや転職サイトには、様々な業界や職種を幅広く取り扱う「総合型」と、業界や職種に絞ってサービスを提供する「特化型」の2種類に分かれていますが、保育士の転職活動には保育士向けに特化した転職エージェントの利用がマストです。
その理由は、そもそもの保育関連求人が圧倒的に多いこと、担当アドバイザーが保育業界専門のためより具体的なアドバイスがもらえるためです。
②働きたい場所の求人数を確認する
利用する転職エージェントや転職サイトを選ぶ際に、ご自身が働きたい場所にどの程度求人数があるかを確認しておくことも重要です。
全体としては多くても、首都圏やある地方の求人が多かったりなど、ご自身が働きたい場所の求人が少ない可能性もあります。
登録するサイトを決める際には試しに求人検索を行い、どれくらい求人があるかを見ておきましょう。
③複数の転職サイトを利用する
事業所によっては複数の転職サイトに掲載せず1社だけにだけ掲載しているということも多いため、初めから1社に絞って登録するのではなく、まずは2,3社の転職サイトや転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
キャリアアドバイザーとの相性やサイトの使いやすさなど、いろいろ使ってみて使いやすいものを選んでください。
保育士向け転職サイトを利用する流れ
保育士向け転職サイトは基本的には全てのサービスが無料で利用できますが、実際に登録して利用する流れを解説します。
転職活動は、早い人だと転職エージェント登録から内定まで2週間程度で決まる人もいます。
①公式ホームページから登録する
まずは転職サイトや転職エージェントの中から、2,3社登録をしてみましょう。
選ぶ基準は、サイトの見やすさや希望するエリアの求人量などで選んでみると良いと思います。
登録したデータを元に、担当アドバイザーが振り分けられるため、経歴や保有資格などの情報は正確に入力しておくことが重要です。
②キャリアコーディネーターの面談を受ける
転職活動のサポートを行う専任のキャリアコーディネーターと面談を行い、転職理由や希望条件などを伝えます。
面接のようにジャッジを行う場ではないため緊張する必要はありません。
キャリアコーディネーターとしてもより適した求人を探しやすくなるため、これまでの経験や転職して叶えたい条件などはしっかりと伝えておきましょう。
③求人の紹介を受ける
面談で伝えた希望条件や経験をもとに、キャリアコーディネーターからいくつか求人が紹介されます。
紹介された求人量がもし少なければ、希望する条件に合うものが少ないのかもしれません。
少し希望を広げて伝えて再度探してもらいましょう。
興味がない求人は無理に応募をする必要はないので安心してくださいね。
④求人に応募する
求人には「鮮度」があるため、紹介された求人で気になるものがあれば早めに応募を進めましょう。
時間がたてば充足するリスクも高くなってしまいます。
応募求人を選ぶときのコツは、「希望条件を絞りすぎない」ことです。
求人票だけで判断せず、できるだけ応募をして面接で企業と会ってみてから判断することで、思いがけない良い求人と出会えることもあります。
⑤保育園の面接を受ける
書類選考が通過すれば、事業所との面接を行います。
対面であれば事業所の雰囲気も感じられる良い機会です。
なお、転職エージェントでは保育業界ならではの面接アドバイスも受けられ、面接練習にも対応してもらえます。
「これまでの経験」「転職理由」「志望動機」「逆質問」など、しっかりと準備しておきましょう。
⑥内定・入園
晴れて内定となり、入園する意向を固めた場合は入園手続きに入ります。
もし条件面で気になる部分がある場合、すぐには内定を応諾せずキャリアコーディネーターに正直に相談することで事業所に掛け合ってもらえることもあります。
現職の退職手続き方法がわからない場合もキャリアコーディネーターが親身に相談に乗ってくれますので積極的に相談しましょう。
保育士向け転職サイトの失敗しない利用方法
保育士向けの転職サイトを利用する際、「こんなはずじゃなかったのに…」とならないためにも次の3点は特に意識をしましょう。
当たり前のポイントもありますが、遠慮してしまいがちなポイントも含まれています。
①スキル・経歴に嘘をつかない
良い転職のためには、スキルや経歴に嘘をつかないことが大切です。
嘘をついても面接や内定後に必ずばれてしまい、そうなるとせっかく入園が決まったのに、その後の印象が悪くなってしまいます。
また、本当のスキルに見合わない求人ばかりを紹介されるため、面接で落ち続ける…ということにもなりかねません。
正直にありのままを伝えましょう。
②相性の悪いキャリアアドバイザーは変更を申し出る
転職を支援してくれるキャリアアドバイザーとの相性は重要です。
コミュニケーションスタイルや希望する求人を紹介してくれるかなどしっかりと見極めましょう。
アドバイザーには要望はしっかりと伝えることが重要ですが、もし合わないと感じれば遠慮せず担当変更を申し出ることをおすすめします。
③求人の応募はスピード感が重要
転職において重要なポイントの一つは、「気になる求人があればすぐに応募する」ということです。
人気の求人はそれだけ充足リスクも高く、後から応募すればするほど最初に応募した人が比較対象となるため書類選考のハードルも上がります。
まだ面接の準備をしていないから応募は後にしよう…ではなく、早めに応募をすることが大切です。
保育士の転職する理由
続いて、保育士が転職を検討する理由としてもっとも多い3つの理由について紹介します。
この悩みが改善されれば長く働ける可能性が高いため、キャリアコーディネーターに相談しながら良い求人を探しましょう。
①人間関係の悩み
保育士は子どもから保護者、同僚の先生など多くの人と関わる職ではありますが、同じ人と関わる時間が長いため、閉鎖的な環境にもなりやすい仕事です。
事業所との教育方針が違ったり、園長や保護者とトラブルが起こってしまうと状況を改善することはなかなか難しく、転職を検討することが多いようです。
②待遇の不満
日本でも保育士の待遇の悪さが取り沙汰されたことがありますが、日本の平均年収と比較してもまだまだ保育士の待遇は良いとは言えません。
そのため、保育士を諦めて他の職種へ転職する人も一定数います。
事業所によってはそもそもの年収レンジが高めであるところも多いため、事業所を変えることで待遇を改善できることもあります。
③残業が多い
残業の多さも転職検討理由として多いのが実態です。
保育士の業務は実際に見えている業務以外にも多くの業務があり、勤務時間内では子どもや保護者の対応に追われるために思うように勧められないこともしばしば。
サービス残業や持ち帰って仕事をすることが多くなり負荷がかかってしまうことから、より良い環境への転職を検討する方も多いのです。
保育士転職の傾向
続いて、保育士の転職における傾向を解説します。
保育士のリアルな情報を前もって調べて知っておくことで、より良い転職のタイミングをはかったり、求人を選ぶ際の参考にしてください。
①保育士の有効求人倍率
厚生労働省の統計によると、保育士の有効求人倍率は令和元年時点で3.23倍となっています。
全職種の有効求人倍率の平均が1.63倍であることからも、保育士の人員不足はより一層深刻であることがうかがえます。求職者よりも募集ポジションのほうが数が多いことになるため、転職する側としては有利になります。
②保育士の平均収入
こちらも厚生労働省の統計によれば、保育士の平均年収は平成30年度時点で358万円となっており、国内全体の平均年収338.8万円よりも少し高い結果となっています。
ただし、サービス残業なども多い傾向にあり改善が求められている部分ですので、今後少しずつ改善していくと思われます。
③保育士転職におすすめの時期
絶対にこの時期が良い、というのはありませんが、おすすめは1〜3月です。
理由としては、4月入園の児童のためにスタッフの増員が出やすいこと、年度終わりで転職者が出やすくポジションが空きやすいこと、事業所としても年度終わりのため年間の採用予算を使いきれるタイミングであることなどが挙げられます。
冬前から準備しておくと良いでしょう。
④保育士の年代別従業員の割合
年代別で見てみると、20代は約33%、30代は約25%と高い比率を占めています。
しかし40代50代も合わせて約35%と、年齢を重ねても長く働ける職種であることがわかります。
一方男女比については女性:男性=95%:5%となっており、圧倒的に女性が多い職種となっています。
保育士からの転職先一覧
実際に保育士として働いてきた方が次のステップとして転職を検討する際、どういった転職先で活躍できるのでしょうか。
保育士経験が活かせる転職先について、8つの選択肢を紹介します。
①保育園
保育士の転職先として最も多いのは保育園です。
人手不足の波は保育業界にも来ているため、今後も求人は出続けることが予想されます。
しかし一言で保育園と言っても、仕事内容や教育方針、勤務形態などは異なるため、転職エージェントなども活用しながら事前に調べておくことが大切です。
②幼稚園
保育園は「生活の場」、幼稚園は「教育の場」とされているため、目的や仕事内容が異なります。
そのため、保育士資格があっても幼稚園で働けるわけではありません。
幼稚園で働きたい場合は「幼稚園教諭」の免許を取得する必要があり、公立幼稚園を目指す場合は、都道府県が実施する教員採用試験を突破する必要があります。
③認定こども園
認定こども園は、保育園と幼稚園の両方の機能を持つ0~5歳の子どもを受け入れている施設で、保育士と幼稚園教諭の両方の資格が基本的に必要となります。
ただし、保育士資格しか持っていない方でも働ける場合もあるため、気になる求人先に問い合わせたり、転職エージェントに相談してみてください。
④ベビーシッター
ベビーシッターは個人の家庭や託児所などに訪問して育児を行います。
特に必要な資格はないので、保育士の資格がある方や保育士経験がある方は保護者からの信頼も得やすく、依頼も受けやすいでしょう。
子ども一人一人にしっかり向き合い働きたいという方に向いています。
⑤学童施設
学童施設は、小学1〜3年生を中心とした低学年の子どもを保育する施設です。
子どもたちが学校を終える午後から、保護者が帰宅する夜までが主な業務時間となります。
資格は必須ではありませんが、有資格者の場合は「放課後児童支援員」、資格のない人の場合は「学童指導員」と呼ばれ、有資格だと給与などが優遇されるケースがあります。
⑥児童福祉施設
児童福祉施設は、児童福祉に関する事業を行う施設で、児童養護施設や児童厚生施設、乳児院など多くの施設があります。
例えば児童養護施設で子どもと関わる仕事に就きたい場合、保育士資格が必要となるため保有していると有利になります。
資格がなくともパートやアルバイトとして就業することは可能です。
⑦保育ママ
保育ママは3歳未満児をおよそ3人まで預かれる制度で、一緒に働く保育者がいる場合は最大5人まで預かることができるため、「少人数で保育が行いたい方」「自宅で働きたい方」に特におすすめです。
各自治体によって条件が異なるので確認してみましょう。
自治体が認可する制度のため、年度の途中での閉業などは難しい可能性があります。
⑧一般企業
保育士からのキャリアチェンジを検討されている保育士の方もいらっしゃると思いますが、保育士から一般企業への転職は可能で、年齢が若ければ若いほど可能性は広がります。
ただし、一度夢を叶えた保育士という仕事から離れると寂しさやギャップもあるかもしれません。
よく考えて結論を出されると良いかと思います。
保育士の転職におすすめの資格
保育士の転職においておすすめの資格を紹介します。
基本的な資格にプラスして、周囲があまり持っていない資格を保有していると、保育業界でのあなたの市場価値も上がり、転職活動でも評価してもらいやすくなりますよ。
①育児セラピスト
子育ての悩みを解決する役割を担う育児の専門家の資格で、資格保有者に多いのは看護師や保育士などです。
発達心理学に基づいた育児知識の伝え方だけでなく、さまざまなストレスにさらされる親の心を癒やすスキルを学べます。
短期の講座を受講し必要なカリキュラムを受けると資格を取得ができるため、目指しやすいのも特徴です。
②幼児教育・保育英語検定(幼保英検)
幼保英検とは、幼稚園や保育園で必要とされる実用的な英語力をはかる検定のことを指します。
語彙力、読解力、リスニング力などが求められ、ビジネス英語力をはかる検定とは異なり、子どもの遊びなどにまつわる英語表現など、子どもに特化した英語力が問われます。
現在対応できるスタッフ数が少ないため、持っておくと有利になる資格の一つでしょう。
③絵本専門士
絵本専門士は絵本に関する知識が豊富で、読み聞かせの高い技術などを備えた、絵本のプロフェッショナルであることを示す資格です。
読み聞かせにより子どもの知識を高めたり、子どもの創作活動などの能力を高めることが期待されています。
知識を活かして絵本の研修会講師をしたり、福祉施設などでおはなし会の開催など活躍の場は多岐に渡ります。
④幼児食インストラクター
その名の通り、幼児食の基礎から、幼児期・成長期の食事、食物アレルギー、病気のときの食事に関する知識を身につけたスペシャリストです。
日本能力開発推進協会が認定している民間資格で、子どもに対するケアだけでなく、保護者からの相談にも的確なアドバイスができるため持っておくとプラスになる資格でしょう。
諦める必要はない!ただ環境があわなかっただけと知ってほしい名言
目標を諦める必要はありません。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズの次の言葉からも、自分に合う環境で頑張ることの大切さを説いています。
もし、今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか? この問いに「NO」が何日も続くのなら、なにかを変えなくてはならない。
(スティーブ・ジョブズ)
業界に詳しい転職エージェントを使おう
保育業界は専門性が高いため、業界に詳しい転職サイトや転職エージェントを利用することで、より詳しい職場環境や条件面などの情報を得ながら転職活動を進められます。
無料で転職活動のサポートが受けられるため、ぜひいろんな転職エージェントや転職サイトを利用してみながら、良い職場に出会ってくださいね
転職を成功させたい人におすすめの情報
転職を成功させたい人向けに、いろいろな切り口でおすすめエージェントを紹介しています。
また転職やキャリアにはいろんな不安や悩みもつきものです。それら不安や悩みを解消できるような記事も多数用意しています。
ぜひ読んでみてください。
<1.総合・年齢別おすすめ転職エージェント>
①総合型転職エージェントおすすめ
②20代おすすめ転職エージェント
③30代おすすめ転職エージェント
④40代おすすめの転職エージェント
⑤50代おすすめの転職エージェント
<2.属性・ステータス別転職エージェント>
①女性向けおすすめ転職エージェント
②ハイクラス転職のおすすめ転職エージェント
③第二新卒おすす目転職エージェント
<3.職種別転職エージェント>
①ITエンジニアおすすめ転職エージェント
②プロダクトマネージャーおすすめ転職エージェント
③介護士おすすめ転職エージェント
④薬剤師おすすめ転職エージェント
⑤保育士おすすめ転職サイト・エージェント
<4.転職の進め方>
①正しい転職活動7step
②転職ができない原因と対策
③自分にあった企業を見つける行動
④転職活動のいい時期と悪い時期
⑤転職で後悔する4つのポイント
⑥ブラック企業の見極め方
⑦転職で失敗しないための注意点11選
<5.転職・キャリアの悩み>
①やりたいことが見つからない5つの理由
②仕事が認められないストレスの解消法
③仕事が辞めたいと感じる理由と対策
④自分軸の人生の取り戻し方
⑤転職でモチベーション下がった時
⑥転職に失敗する人の特徴と対策
<6.転職・キャリアに関する名言>
①転職が不安な人に贈る60個の名言
②転職で勇気をもらえる名言
③転職活動で情報過多で悩む時の名言
④転職するか悩んでいる時に見たい名言
⑤転職の相談がうまくできない時の名言
それでは、良い転職・キャリア活動ができますように。