
朝ルーティンは言葉を1つ足すだけでいい|30秒で続く3つの形と名言5選
朝ルーティンが続かないのは意志ではなく項目の多さのせい。最初の1つを「言葉を受け取る」にすれば30秒で始められます。目覚まし・ロック画面・一文の3つの形と、続く人の型、朝に効く名言5選を紹介します。
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目次
朝ルーティンが続かないのは、項目が多いから最小の朝ルーティンは「言葉を1つ受け取る」こと朝ルーティンに言葉を足す3つの形続いている人に共通する3つの型朝に効く名言5選朝ルーティンについてよくある質問まとめ|明日の朝、言葉を1つだけあわせて読みたい朝のルーティンを決めたのに、三日で崩れてしまった。その朝を思い出すと、自分を責めたくなります。けれど私は、崩れたのは意志が弱いからではないと思っています。項目が多すぎただけです。立て直すなら、朝ルーティンは「言葉を1つ受け取る」ことから始めればいい。
この記事では、その始め方を具体的に紹介します。準備はいらず、30秒で終わります。紙でも、iPhoneの標準機能でも、アプリでもできます。読み終わるころに、明日の朝の「最初の1つ」が決まっている。そんな記事を目指して書きます。
\ やる気は、無理に出さなくていい /
この記事を運営するAnchorでは、iPhoneアプリ「ポケットAnchor」も作っています。といっても、やる気を無理に引き出すアプリではありません。アプリ独自のコレクションに3,000を超える名言を収録(偉人の名言の収録数 国内No.1※自社調べ)。ウィジェットを置けば、スマホを開くたび、今日の言葉がふっと目に入ります。号令をかけない一言のほうが、長く効くと思っているからです。基本機能は無料です。
朝ルーティンが続かないのは、項目が多いから
ストレッチ、白湯、日記、散歩、ゆっくり朝食。朝ルーティンの記事を読むと、どれも魅力的で、つい全部を取り入れたくなります。けれど6つ並べた朝は、1つ崩れた日に全部が崩れます。寝坊した朝にストレッチを飛ばすと、そのあとの5つも「もういいか」になる。続かなかったのは、この連鎖のせいです。
歯みがきを思い出してみてください。毎朝ていねいに歯をみがいている人は、歯みがきを「やる気」で続けているわけではありません。起きて、洗面所に行って、歯ブラシを手に取る。その流れの中に置かれているから、気分と関係なく続いています。
朝ルーティンが続いている人を見ていると、共通点は項目の多さではなく、「最初の1つ」が決まっていることです。最初の1つがいつも同じで、いつも小さい。そこから先は、できる日にできるだけやる。そういう組み立てになっています。
だから朝ルーティンを立て直すときは、項目を増やすのではなく、「最初の1つ」を小さくする。これが順番だと私は思います。
最小の朝ルーティンは「言葉を1つ受け取る」こと
では「最初の1つ」を何にするか。私がおすすめしたいのは、言葉を1つ受け取ることです。理由は3つあります。
1つめは、準備がいらないこと。ストレッチにはマットが、散歩には着替えが要ります。言葉はそこにあるだけで成立します。2つめは、30秒で終わること。読んで、ひと息つく。それで完了です。3つめは、気分に左右されないこと。重い朝でも、言葉は読めます。読むだけなら、やる気はいりません。
大事なのは、言葉を「選ぶ」のを朝にしないことです。朝に選ぼうとすると、それ自体が1つの作業になります。前の晩に1つ決めておく。朝は、それを受け取るだけ。この順番にすると、朝の負担がほとんどなくなります。
起きる、という誰にでもある習慣に、言葉を1つくっつける。前の晩に用意しておく。そして最初はこれ1つだけにする。朝ルーティンを続けるコツとしてよく挙がる3つのことが、「受け取るだけの朝」には最初から入っています。
朝ルーティンに言葉を足す3つの形
言葉を受け取る場面は、朝のどこに置いてもかまいません。ここでは3つの形を紹介します。どれも、紙でも、iPhoneの標準機能でも、アプリでもできます。自分の朝に合うものを1つ選んでください。
起きた瞬間に受け取る|目覚ましと一緒に
目を開けて最初に目に入る場所に、言葉を置く形です。いちばん確実なのは、目覚ましと言葉をひとつにすること。目覚ましは必ず見るからです。
紙なら、前の晩に一行書いたカードを枕元に置きます。iPhoneの標準機能なら、時計アプリのアラームに「ラベル」をつけられます。ラベルに言葉を入れておけば、アラームが鳴っている画面に言葉が出ます。
アプリで受け取る形もあります。たとえば、この記事を運営するAnchorが作っているアプリ「ポケットAnchor(App Store)」には「名言の目覚まし」という無料の機能があります。時刻と曜日を設定でき、通知音は8種類とサイレントから選べて、止めるまで鳴ります。前の晩に明日の朝の言葉をえらんでおくと、お気に入り一覧の上に「今朝のアンカー」としてカードで待っています。3,000以上の言葉を20種類以上のカテゴリーから選べる、無料で始められるiPhoneアプリです。
カードでも、ラベルでも、アプリでも、やっていることは同じです。前の晩に決めた言葉が、起きた瞬間に待っている。それだけです。
身支度のあいだに受け取る|ロック画面に置く
起きてすぐは頭が働かない。そういう人は、身支度のあいだに目に入る場所に言葉を置く形が合います。鏡の前、玄関、そしてスマートフォンの画面です。
紙なら、洗面所の鏡に付せんを1枚貼ります。iPhoneの標準機能なら、ロック画面の壁紙に言葉を入れた画像を置く方法があります。ホーム画面にメモアプリのウィジェットを置いて、一文を表示させてもかまいません。朝、時刻を確かめるたびに言葉が目に入ります。
朝いちばんにスマホを見ると、SNSやニュースにそのまま流されてしまう。そんな悩みもよく聞きます。だからこそ、最初に目に入るものを言葉1つに決めておく。受け取ったら、いったん画面を閉じる。見る場所が決まっていると、流されにくくなります。
先ほどのアプリなら、ロック画面とホーム画面のウィジェットに言葉が表示されます。1日1回アプリをひらくと全画面で届く「今日の言葉」もあります。通知は1日1〜20回のあいだで回数を決められ、届く時間帯とカテゴリーを選べます。朝だけに絞ることもできます。
出かける前に受け取る|一文だけ書く
3つめは、受け取った言葉を、自分の一文にして書き留める形です。読むだけより少し手間がかかりますが、言葉が自分のものになります。書くのは一文、できれば20字ほど。「今日はこれだけやる」でも「きのうより少し早く起きた」でもかまいません。
紙なら手帳の端に一行。iPhoneの標準機能なら、メモアプリに「朝の一文」というメモを1つ作って、毎朝そこに足していきます。先ほどのアプリには「つづる」という機能があり、200字まで自分の言葉を書き留められます。つづった言葉はカテゴリー「自分の言葉」として、ウィジェットや通知、名言の目覚ましに設定できます(無料。無料の範囲では件数に上限があります)。きのうの自分の一文が、今朝の言葉として届く。そういう使い方もできます。
書く言葉に迷うときは、朝のアファメーション例文20選のような一人称の短い文から、しっくりくるものを1つ借りてくるのもひとつの手です。
続いている人に共通する3つの型
言葉の置き場所が決まったら、続けるための型を1つ持っておくと安心です。朝ルーティンが続いている人のやり方を見ていると、だいたい次の3つの型に分かれます。
既存の習慣にくっつける型
新しいことを「新しい時間」に置かず、すでに毎朝やっていることの直後に置く型です。目覚ましを止めたら言葉を読む。歯をみがいたら鏡の付せんを見る。コーヒーを注いだら一文書く。「〜したら〜する」の形にしておくと、思い出す手間が要りません。すでにある習慣が、新しい習慣の目覚ましになってくれます。
前夜に決めておく型
朝に判断を残さない型です。明日の朝の言葉を、寝る前の1分で決めておく。アラームのラベルを書き換える、カードを1枚書く、アプリで明日の言葉をえらぶ。どれでも1分で済みます。朝の自分は、夜の自分が用意したものを受け取るだけ。「朝のわたし」に仕事を残さないことが、この型の肝です。
\ 明日の朝は、言葉から始めませんか /
ここまで読んで、少し前を向けたなら十分です。その感覚は、毎日に持ち込めます。この記事を運営するAnchorのiPhoneアプリ「ポケットAnchor」は、アプリ独自のコレクションから毎日ひとつ、ホーム画面やロック画面のウィジェットに言葉を映します。気合いを入れる代わりに、一言だけ目に入れて出かける。そんな朝も、悪くないと思います。基本機能は無料です。
崩れた日の最低ラインを決めておく型
寝坊した日、体調が悪い日、出張の日。ルーティンが崩れる日は必ず来ます。続いている人は、その日のための「最低ライン」を先に決めています。全部できなくても、言葉を1つ受け取れたら今日のルーティンは成立、と決めておく。最低ラインがあると、崩れた日が「ゼロの日」にならず、「1だけの日」になります。途切れていないので、翌朝また戻れます。
朝に効く名言5選
ここからは、朝ルーティンの「最初の1つ」として受け取ってほしい言葉を5つ選びました。明日の朝の言葉を、ここから1つ決めてもらえたらうれしいです。もっとたくさんの中から選びたい人は、朝に読みたい名言18選もあわせて読んでみてください。
名言1【ジグ・ジグラー】目覚ましを止める、その一瞬に
今朝……目覚まし時計で起きたか、それとも『チャンス時計』で起きたか?
(ジグ・ジグラー)
出典:ziglar.com公式サイト
ジグ・ジグラーはアメリカのセールス講師で作家です。講演と著作で、前向きな考え方を説いた人です。この言葉は、同じ音で起きた朝でも、受け取り方で一日の入口が変わると語っています。目覚ましを止める一瞬は、誰にとっても一日でいちばん重い時間です。そこに言葉を1つ置いておく。「チャンス時計」と呼び直す必要はありません。ただ、止めた指の先に言葉が待っているだけで、朝の入口の重さが少し変わります。
名言2【三浦知良】1つしかできなかった朝に
たったひとつのことを続けることって尊いことだと思うんです
(三浦知良)
出典:Sports Graphic Number 922号(2017年2月)
三浦知良さんが50歳を迎える2017年2月、雑誌のインタビューで語った言葉です。50代になってもプロサッカー選手を続けた人の口から出た「たったひとつ」という言い方に、私は励まされます。朝ルーティンを6つ決めて1つしかできなかった日、人は「できなかった5つ」を数えます。この言葉は、数え方を変えてくれます。言葉を1つ受け取った。それを今日もやった。1つを続けていることそのものが、もう尊いのだと。
名言3【サミュエル・スマイルズ】小さな朝が積み重なるとき
習慣が品性を形成する
(サミュエル・スマイルズ)
出典:『自助論』(Self-Help)第13章
サミュエル・スマイルズは19世紀イギリスの著述家です。『自助論』は1859年に出た本で、明治のはじめに『西国立志編』として訳され、日本でも広く読まれました。短い言葉ですが、順番が大事だと私は思います。立派な人だから良い習慣があるのではなく、小さな習慣のほうが先にあって、人をかたちづくっていく。朝に言葉を1つ受け取るのは、ごく小さな習慣です。けれどその30秒が、「朝をていねいに始める人」という自分の輪郭を、少しずつ作っていきます。
\ 一歩の前に、ひとつの言葉を /
大きな決心ほど、直前にひと押しがほしくなります。この記事を運営するAnchorのiPhoneアプリ「ポケットAnchor」は、記事とはまた別の、アプリ独自のコレクションから毎日ひとつ、ウィジェットに言葉を映します。3,000を超える名言(偉人の名言の収録数 国内No.1※自社調べ)から、その日の一言が目に入る。踏み出す朝の、小さな追い風になれたらうれしいです。基本機能は無料です。
名言4【長友佑都】ルーティンを直したくなった朝に
僕は自分の未来像、なりたい自分像をいつも意識している。それは日々進化し、微調整を繰り返している。
(長友佑都)
出典:『日本男児』(ポプラ社)
サッカー日本代表として長く活躍した長友佑都さんが、自著に書いた言葉です。目を引くのは「微調整を繰り返している」のほうです。なりたい自分の像さえ、固定せずに直し続けている。朝ルーティンも同じでいいと私は思います。一度決めた形を守れなかったとき、人は「失敗した」と感じます。けれど、合わなかったから直す、はただの微調整です。目覚ましの言葉が合わなければロック画面に移す。それも立派な続け方です。
名言5【武者小路実篤】ルーティンが崩れた翌朝に
君よ、僕のことは心配しないでくれ、傷ついても僕は僕だ。いつかは更に力強く起き上るだろう。
(武者小路実篤)
出典:武者小路実篤『友情』下篇・十二
1919年の小説『友情』の終盤の言葉です。脚本家の野島は杉子に思いを寄せますが結婚を断られ、のちに親友の大宮と杉子が惹かれ合っていたことを知って、深く打ちのめされます。それでもその痛手を糧に生きていこうとするときの一文です。ルーティンが崩れた翌朝に、この言葉を受け取ってほしいと思います。崩れても、自分は自分です。「いつかは」でいい。今日は言葉を1つ読むだけで起き上がれたなら、それでもう十分に起き上がっています。
朝ルーティンについてよくある質問
早起きできない日はどうすればいいですか?
起きる時刻を変えなくてかまいません。「受け取るだけの朝」は、何時に起きても成立します。目覚ましを止めたときに言葉が待っていれば、7時でも9時でも同じです。早起きと朝ルーティンは、切り離して考えていい。早起きできなかった自分を責める時間を、言葉を1つ読む30秒に替えてみてください。起きた瞬間の重さそのものがつらい人は、仕事に行きたくない朝にアラームを止めた瞬間の重さをほどく方法も書いています。
夜型の人間でもできますか?
できます。この記事の「朝」は、時刻ではなく「起きてから最初の時間」のことです。昼に起きる人なら、昼が朝です。言葉を受け取る形は、目覚ましのラベルでも、ロック画面でも、時刻を選びません。夜型を直してからルーティンを始めようとすると、始まる日が来ません。今の起き方のまま、最初の1つだけを足してみてください。
ルーティンが崩れた日は、どうやって戻ればいいですか?
翌朝、言葉を1つ受け取るだけでいい。それが答えです。崩れた日の翌朝に「取り戻そう」と全部やろうとすると、また重くなって、また崩れます。最低ラインに戻るだけにする。言葉を1つ読めたら、ルーティンは続いています。前の晩に1つ決めておくと、翌朝に迷いが残りません。崩れた日こそ、夜の1分で明日の言葉を用意しておいてください。
まとめ|明日の朝、言葉を1つだけ
朝ルーティンが続かないのは、意志ではなく項目の多さのせいでした。立て直すなら、項目を足すのではなく「最初の1つ」を小さくする。その1つを「言葉を受け取る」にすると、準備がいらず、30秒で終わり、気分に左右されません。
置き場所は3つ。目覚ましと一緒に、ロック画面に、出かける前の一文に。紙でも、iPhoneの標準機能でも、アプリでも、形はどれでもかまいません。前の晩に1つ決めておけば、朝は「受け取るだけの朝」になります。
明日の朝の半歩は、これだけです。今夜、寝る前に言葉を1つ決めておく。この記事の5つの中から選んでも、自分の一文でもいい。明日の朝、その言葉が待っています。
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6月18日(水)
人生に遅すぎることはない。今日、新しい何かを始めることができる。
— ジョージ・エリオット











