映画『国宝』名言・名セリフ7選|「死なねばならぬ」吉沢亮×横浜流星

2025年公開の映画『国宝』。吉沢亮×横浜流星の圧巻の演技で描かれた、芸に生きる男たちの魂の物語。この映画『国宝』の中で語られた「芸に生きる覚悟」を象徴する7つの名言をご紹介します。
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映画『国宝』が教える「芸に生きる覚悟」7つの名言

2025年公開の映画『国宝』。吉沢亮×横浜流星の圧巻の演技で描かれた、芸に生きる男たちの魂の物語。

歌舞伎という伝統芸能の世界で、血筋と才能、執念と美しさの狭間で葛藤する主人公・喜久雄。彼が辿る数奇な運命の中に散りばめられた「言葉」は、私たちの心に静かに、しかし深く刻まれる。

今回は、映画『国宝』の中で語られた「芸に生きる覚悟」を象徴する7つの名言をご紹介します。

※以降はネタバレ含みますので、観たくない人はスクロールしないでください。

名言① 「この上は徳様も死なねばならぬ品なるが、死ぬる覚悟がききたい」

「この上は徳様も死なねばならぬ品なるが、死ぬる覚悟がききたい」
(映画『国宝』 喜久雄・俊介が演じた場面)

喜久雄と俊介が演じた『曽根崎心中』の中で、お初が徳兵衛に問いかける言葉。

「覚悟」とは何か。命を懸けて芸を極める、その決意の重みを問う一言。

舞台上で、二人の若き才能が魂をぶつけ合う。美しく、切なく、そして恐ろしいほどの覚悟が宿る瞬間。

名言② 「芸があるやないか」

「芸があるやないか」
(映画『国宝』俊介が喜久雄に語ったセリフ)

血筋に苦しむ喜久雄に、俊介がかけた言葉。

「守ってくれる血がない」と震える喜久雄。その手から筆を取り、代わりに化粧を施しながら、俊介は涙を流して言う。

「芸があるやないか」

血ではなく、芸で生きろ。その一言に込められた、友情と嫉妬、尊敬と葛藤。静かに震える、心の奥底。

名言③ 「『歌舞伎を上手うならして下さい』て頼んだわ。『日本一の歌舞伎役者にして下さい』て。『その代わり他のもんはなんもいりませんから』て」

「『歌舞伎を上手うならして下さい』て頼んだわ。『日本一の歌舞伎役者にして下さい』て。『その代わり他のもんはなんもいりませんから』て」
(映画『国宝』喜久雄のセリフ)

喜久雄が悪魔に願った言葉。

愛も、幸せも、すべてを捨てて、ただ芸だけを求めた。

その執念は狂気にも似て、美しくも恐ろしい。芸のために生き、芸のために死ぬ。それが、喜久雄の選んだ道。

名言④ 「あんたは七年間一日も休まず稽古を続けてきた。振りを忘れても、体が踊ってくれる」

「あんたは七年間一日も休まず稽古を続けてきた。振りを忘れても、体が踊ってくれる」
(映画『国宝』万菊/半二郎が喜久雄を励ますセリフ)

人間国宝・万菊が、そして師匠・半二郎が喜久雄に語った言葉。

血ではなく、積み重ねた日々が、体に刻まれる。

才能とは、一日も休まず続けた者にだけ宿る。その言葉に、喜久雄は救われ、そして覚悟を決める。

名言⑤ 「あなた、歌舞伎が憎いんでしょ、憎くて憎くて仕方ないんでしょ。それでもいいの。それでもやるの」

「あなた、歌舞伎が憎いんでしょ、憎くて憎くて仕方ないんでしょ。それでもいいの。それでもやるの」
(映画『国宝』万菊が喜久雄に語った言葉)

万菊が喜久雄に問いかけた言葉。

憎しみを抱えたままでいい。それでも、芸に向き合うのか。

この問いは、すべての表現者に突きつけられる。愛だけでは続かない。憎しみさえも、芸の糧にする覚悟。

名言⑥ 「幕上がるおもたら震えとまらんねん」

「幕上がるおもたら震えとまらんねん」
(映画『国宝』喜久雄のセリフ)

舞台に立つ直前の、喜久雄の本音。

どれほどの修練を積んでも、恐怖は消えない。それでも舞台に立つ。

その震えこそが、芸に生きる者の証。完璧ではない、人間らしさ。

名言⑦ 「ただただ、みなさまのおかげです」

「ただただ、みなさまのおかげです」
(映画『国宝』人間国宝となった喜久雄のインタビューでの言葉)

人間国宝となった喜久雄が、インタビューで語った言葉。

表面的には感謝の言葉。しかし、その裏には懺悔が滲む。

自分のために犠牲になった人たちへの、静かな謝罪。栄光の裏に隠された、痛みと孤独。

映画『国宝』についてよくある質問

映画『国宝』の原作は何ですか?

吉田修一さんの同名小説「国宝」(朝日新聞出版)が原作です。歌舞伎の世界を舞台に、血筋と才能、執念と美しさの狭間で生きる男たちの数奇な運命を描いた長編小説で、直木賞を受賞しています。

吉沢亮と横浜流星の役名は何ですか?

吉沢亮さんが主人公・花井喜久雄を、横浜流星さんが俊介(花井俊介)を演じています。幼少期から因縁で結ばれた、歌舞伎の世界に生きるライバル同士の物語です。

映画『国宝』の見どころは何ですか?

血筋ではなく「芸」だけを武器に生き抜く喜久雄の覚悟と、二人の俳優による魂の演技が最大の見どころです。「この上は徳様も死なねばならぬ品なるが、死ぬる覚悟がございたい」など、歌舞伎の台詞に込められた言葉の重みも大きな魅力です。
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