
寺山修司の名言15選
寺山修司の名言15選
寺山修司の名言を15個ピックアップして紹介します。
寺山修司の名言1:罰する者は、つねに・・・
罰する者は、つねに、自分は神の代理人だと思いこんでいるのである。
(寺山修司)
寺山修司の名言2:夢の中で、夢を見たわ・・・
夢の中で、夢を見たわ。「夢だと思っていたことが現実で、現実だと思っていたことが夢だった」という夢なの。
(寺山修司)
寺山修司の名言3:明日何が起こるかわかって・・・
明日何が起こるかわかってしまったら、明日まで生きるたのしみがなくなってしまうことだろう。
(寺山修司)
寺山修司の名言4:落書きというのは・・・
落書きというのは、堕胎された言語ではないだろうか?それは、誰に祝福されることもなく、書物世界における「家なき子」として、ときには永遠に「読まれる」ことなしに消失してしまうかもしれない運命を負っているのである。
(寺山修司)
寺山修司の名言5:朝の「さよなら」は舌に残った・・・
朝の「さよなら」は舌に残った煙草の味だ。シーツの皺。モーニング・コーヒーのカップに沈んだ砂糖。そしてなんとなく名残り惜しく、そのくせすこしばかりの自己嫌悪がともなう。
(寺山修司)
寺山修司の名言6:文明社会における不道徳というのは・・・
文明社会における不道徳というのは、たった一つ、「他人を不幸にする」ということだけです。
(寺山修司)
寺山修司の名言7:不幸な物語のあとには・・・
不幸な物語のあとには、かならず幸福な人生が出番を待っています。
(寺山修司)
寺山修司の名言8:望郷の歌をうたうことができるのは・・・
望郷の歌をうたうことができるのは、故郷を捨てた者だけである。そして、母情をうたうこともまた、同じではないでしょうか?
(寺山修司)
寺山修司の名言9:賭博する男たちはみなそれぞれに・・・
賭博する男たちはみなそれぞれに人生その日その日を生きている。とりわけ、競馬のような「時の賭博」にあってはいまの一瞬を、過去の深い淵に落っことしてしまうかあすの方へ積みあげてゆくかが人生のわかれ目になるという訳だ。
(寺山修司)
寺山修司の名言10:裏切りと言うことばが・・・
裏切りと言うことばが、刃物のようにひらめくのは、男と女とのあいだだけのことなのだ。
(寺山修司)
寺山修司の名言11:旅行案内書の中の時刻表や・・・
旅行案内書の中の時刻表や名所旧跡の解説が、すぐれた「旅の詩集」であるように、マッチ箱の中や、机の抽出し、壜詰の中もまた、旅行者にとっては「異邦」であったりする。
(寺山修司)
寺山修司の名言12:賭博には、人生では決して味わえぬ・・・
賭博には、人生では決して味わえぬ敗北の味がある。
(寺山修司)
寺山修司の名言13:旅は出会いである・・・
旅は出会いである。人は出会いの偶然をもとめて汽車に乗る。
(寺山修司)
寺山修司の名言14:卑怯者ってのはね・・・
卑怯者ってのはね、きみが何をしたか、ってことで決まるんじゃなくて、きみが何を後悔してるかってことで決まるんだよ。
(寺山修司)
寺山修司の名言15:美しさのまえで人は自分を偽らざる・・・
美しさのまえで人は自分を偽らざるを得なくなり、いつのまにか自分が自分でない自分になってしまう。
(寺山修司)












