正岡子規の名言15選

正岡子規の名言の中から心に響く15の名言を厳選してみました。

正岡子規について

俳人・歌人、正岡子規は慶応3年(1867年10月14日)に松山市に生まれる。

本名は常規。初め政治家を目指し上京するも、一ツ橋大学予備門に入学し、夏目漱石と出会う。和歌・俳句の制作を始め、一時は哲学者を目指すが、結局は俳人としての道を選ぶ。1892年に新聞『日本』での連載を開始し、俳句の革新を唱える。

しかし、健康を害し、日清戦争後は病床に。それでも短歌や俳句の制作を続け、新しい表現を追求する。

彼の作品は2万首近くにのぼる。随筆や日記も執筆し、平明な日本語の成立に影響を与えた。彼の流派は高浜虚子や伊藤左千夫に受け継がれる。1981年には故郷松山市に記念博物館が開設された。

正岡子規の名言15選

正岡子規の名言1:死は恐ろしくはない・・・

死は恐ろしくはないのであるが苦が恐ろしいのだ。

正岡子規

名言の詳細

正岡子規の名言2:文章は簡単ならざるべからず・・・

文章は簡単ならざるべからず。
最も簡単なる文章が最も面白きものなり。

正岡子規

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正岡子規の名言3:病床六尺、これが我が世界である・・・

病床六尺、これが我が世界である。
しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである。

正岡子規

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正岡子規の名言4:病気の境涯(きょうがい)に処しては・・・

病気の境涯(きょうがい)に処しては、病気を楽しむという事にならなければ生きて居ても何の面白味もない。

正岡子規

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正岡子規の名言5:美しき花もその名を・・・

美しき花もその名を知らずして文(ふみ)にも書きがたきはいと口惜し

正岡子規

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正岡子規の名言6:世間恐るべきは猛獣毒蛇にあらず・・・

世間恐るべきは猛獣毒蛇にあらず
壮士暴客にあらず
ただ勉強家と沈黙家と謙遜家とのみ
正岡子規

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正岡子規の名言7:世の中の重荷おろして昼寝かな・・・

世の中の重荷おろして昼寝かな

正岡子規

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正岡子規の名言8:人は器械にあらず。・・・

人は器械にあらず。
また禽獣にもあらず。

正岡子規

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正岡子規の名言9:黙ってこらえているのが一番・・・

黙ってこらえているのが一番苦しい。
盛んにうめき、盛んに叫び、盛んに泣くと少し苦痛が減ずる。

正岡子規

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正岡子規の名言10:死は恐ろしくはない・・・

死は恐ろしくはないのであるが苦が恐ろしいのだ。
正岡子規

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正岡子規の名言11:巧を求むる莫(なか)れ・・・

巧を求むる莫(なか)れ、拙(せつ)を蔽(おお)う莫れ、他人に恥ずる莫れ
正岡子規

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正岡子規の名言12:悟りということは・・・

悟りということは、いかなる場合にも平気で死ぬことではなく、いかなる場合にも、平気で生きていることである。

正岡子規

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正岡子規の名言13:見る所狭ければ自分の汽車の・・・

見る所狭ければ自分の汽車の動くのを知らで、隣の汽車が動くように覚ゆる。

正岡子規

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正岡子規の名言14:何でも大きな者は大味で・・・

何でも大きな者は大味で、小さい者は小味だ。
うまみからいうと小さい者の方が何でもうまい。

正岡子規

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正岡子規の名言15:為すべきと思ひしことも為し得ぬこと多く・・・

為すべきと思ひしことも為し得ぬこと多く、為すべからずと信ぜしこともいつかはこれを為すに至ることしばしばなり。
正岡子規

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正岡子規の名言考察

正岡子規の名言を1つ考察します。

考察する正岡子規の名言:文章は簡単ならざるべからず・・・

文章は簡単ならざるべからず。
最も簡単なる文章が最も面白きものなり。

正岡子規

名言の詳細

この名言は、情報過多の現代特有の背景を持たず、純粋に「シンプルがベスト」という原則に基づいています。子規が持つ「簡単」とは、必要最低限の言葉で、かつ深い意味を持たせることを示していると捉えられます。彼の俳句や短歌の背後には、この原則が生きています。

考えてみれば、私たちが日常で受け取る情報の中で、心に残るのは簡潔で鋭い言葉、もしくはメッセージであり、それが面白さや感動を生み出す要因となっている。言葉の背後にある深い思考や情熱、真意を感じ取ることができるからこそ、シンプルな文章は魅力的に感じられるのでしょう。

もっというと、この名言は”クオリティ オーバー クオンティティ”の考え方を、文学の世界で表現したものとも言えるでしょう。簡潔性が持つパワーは、それ自体が一種のアートであり、それを実現する能力は真のクリエイターの証かもしれません。

正岡子規の著書

正岡子規の著書をいくつか紹介しておきます。

気になるものがあったらcheckしてみてください。

正岡子規は三十五年という短い生涯の間に多彩な文学活動をおこなったが,その文学は俳句にはじまり,最後まで片時も俳句から離れることはなかった.『ホトトギス』を主宰,蕪村を再発見した近代俳句の先駆者子規の秀句二三○六句を選び,その俳句世界をあますところなくつたえる.改版にあたり初句索引を付す.

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「墨汁一滴」「病牀六尺」「歌よみに与ふる書」。俳句、短歌、随筆と、多方面にわたり創作活動を行い、漱石や鴎外とも交流のあった正岡子規の「83作品」(関連作品含む)を1冊に収録。目次一覧から目当ての作品に移動することが可能です。

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子規(1867‐1902)の場合、その随筆は、まさしく彼の「骨髄」と言っていい。晩年の随筆の一つであるこの『墨汁一滴』の場合もまた然り。そこでは観察と思考と回想と幻想が相集ってなまなましい批評的場を形成し、子規という人の全体が、実に自然にのびやかに立ち現われてくる。子規随筆の真骨頂を示す書。

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正岡子規の名言のような響く言葉を見つけたら

今回は、正岡子規の名言をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

いい言葉は何度も繰り返し見ることで、自分をよりよく導いてくれます。

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