
江國香織の名言15選
江國香織の名言15選
江國香織の名言を15個ピックアップして紹介します。
江國香織の名言1:子供よりも大人の方がやさしい・・・
子供よりも大人の方がやさしいし、ずっと善良だし心弱いのだと、山田さんは知っている。だからこそ大人は恋をするのだし、大人には友達が必要なのだ。それはとても孤独なことだけれど、同時にものすごく甘美で、たぶん人生でいちばん素敵なことなのだと思う。
(江國香織)
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江國香織の名言2:露天風呂につかりながら眺める・・・
露天風呂につかりながら眺める雨は最高だと思う。外は雨、でもお湯のなかはあたたか。目の前の山は木々が濡れていい匂いを放ち、緑が冴え冴えしている。ゴクラク。
(江國香織)
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江國香織の名言3:胸も頭もいっぱいにして駅なり・・・
胸も頭もいっぱいにして駅なり空港なりから旅行鞄と共に帰ると、驚くべきことに家はまだそこにあり、しかも、依然としてそこが自分の居場所なのだ。旅から戻って嬉しいのは、そのことに毎回胸を打たれるからかもしれない。
(江國香織)
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江國香織の名言4:贈り物は素敵だ。贈るのも・・・
贈り物は素敵だ。贈るのも、贈られるのも。とくに冬のそれは素敵。心があたたかくなるから。
(江國香織)
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江國香織の名言5:誰かが亡くなった場合、その人が・・・
誰かが亡くなった場合、その人が生前によく旅をした人だと、残された人たちにはなぐさめになると私は思う。すくなくともたくさんの場所に行き、たくさんのものを見たのだと思える。
(江國香織)
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江國香織の名言6:生きるのは労働だもの。ー干し・・・
生きるのは労働だもの。ー干しブドウの味
(江國香織)
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江國香織の名言7:子供の頃、大人はみんな・・・
子供の頃、大人はみんな、もっと人格者だと思っていた。
(江國香織)
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江國香織の名言8:旅先で、最初に行く店が決まっているのは・・・
旅先で、最初に行く店が決まっているのは嬉しいことだ。そこに行くと、あれ、またここにいる、と感じる。たとえ一年ぶりだったとしても、その一年間は消えてなくなり、前回の旅と今回の旅がつながってしまう
(江國香織)
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江國香織の名言9:ここは視界がひらけすぎている・・・
ここは視界がひらけすぎている。果てがない。私は自由で、そして、閉じ込められている。
(江國香織)
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江國香織の名言10:何かをねだるのは行儀の悪い・・・
何かをねだるのは行儀の悪いふるまいだ。誇りがあれば、人に何かをねだったりできないはずだ。
(江國香織)
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江國香織の名言11:自分がその場に不馴れなことを・・・
自分がその場に不馴れなことを悟られたくない気持ちも、だからといって馴染むことはできないし、馴染むわけにはいかないのだという奇妙な気持ちも。
(江國香織)
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江國香織の名言12:でも、図書館には本がたくさん・・・
でも、図書館には本がたくさんあるでしょう?一冊ずつが世界を持っていて、外の世界にはないものが、だから図書館にはぎっしりあるの
(江國香織)
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江國香織の名言13:店をでると、思いのほか・・・
店をでると、思いのほかくたびれていた。知らない人と話をしたのはひさしぶりだ。こういうとき、うちに帰っても健吾がいないのは不都合だ。健吾の顔をみればこんな疲れはいっぺんにとんていってしまう
(江國香織)
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江國香織の名言14:あなたのパパというひとは、よりそって・・・
あなたのパパというひとは、よりそって眠ってくれるだけで、たちまちママを幸福の果てに連れていってしまった。いつでも
(江國香織)
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江國香織の名言15:わからないというより、上手く区別が・・・
わからないというより、上手く区別がつけられないのだ。
(江國香織)
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