君と花火と約束との名言・名セリフ17選

アニメ映画『君と花火と約束と』の名言・名セリフ17件を場面と出典つきで紹介。煌の「ずっと会いたかった…!」から、佐藤勝利さん・原菜乃華さんが声のコンプレックスや役への思いを語った言葉まで、作品の背景ごと味わえます。
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「ずっと会いたかった…!」。入学式の朝、初対面の相手に向かって放たれたこの一言から、アニメ映画『君と花火と約束と』の物語は動き出します。この記事では、君と花火と約束との名言・名セリフを17件集めました。本編のセリフ2件と、夏目誠を演じた佐藤勝利さん、葉山煌を演じた原菜乃華さんがインタビューや舞台挨拶で語った言葉15件を、どの場面で誰が口にした言葉かが分かるように、出典とあわせて紹介します。
本編のセリフは、公式サイトなどで文言を確かめられるものに絞っています。そのぶん、ふたりの俳優が自分の声へのコンプレックスや、役との重なりについて率直に語った言葉を多く収めました。声だけで人物を演じるという仕事に向き合った人の言葉は、画面の外にいる私たちにも静かに届くものがあります。
本編のセリフには、場面の説明にあわせてネタバレ注意を添えています。作品を観る前の方は、作品紹介とキャストの言葉から先に読んでいただくのもおすすめです。

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煌が81年越しの約束を信じられたのは、幼い頃に受け取った一言があったからでした。そんなふうに、心に残る言葉を日々受け取れるアプリがポケットAnchorです。アプリ独自のコレクションから選ばれた3,000を超える名言が、ロック画面にそのまま届きます。基本機能は無料です。

君と花火と約束ととはどんな作品か

『君と花火と約束と』は、松竹配給のアニメ映画です。主人公は、自信がなくクラスの端にいるような高校生・夏目誠(声:佐藤勝利)と、入学式の日に彼へ声をかけてくる葉山煌(声:原菜乃華)。煌は幼い頃から曽祖母ハルに「いつか必ず夏目誠と出会う」と聞かされて育ち、一枚の花火の絵を胸に、その日を待ち続けてきました。81年前に交わされた約束が、ひ孫の代まで受け継がれていく。舞台は花火のまちとして知られる長岡で、物語の背景には、花火に込められた平和への祈りも流れています。会いたかった人に会えたところから始まる、約束と花火の物語です。
⚠ ネタバレにご注意ください
ここから先には君と花火と約束との本編セリフが含まれており、劇中の展開やシーンに触れる内容があります。先入観なしに作品を楽しみたい方は、鑑賞後にお読みいただくことをおすすめします。

君と花火と約束との本編の名言・名セリフ

名言1【葉山煌】初対面の誠に向けた第一声

ずっと会いたかった…!

(葉山煌/君と花火と約束と)

出典元:映画『君と花火と約束と』(高校の入学式当日)
高校の入学式当日。初めて夏目誠を見つけた葉山煌が、名乗りもしないうちに口にした第一声です。誠にとっては初対面の相手からの、あまりに唐突な一言。けれど煌にとっては、幼い頃から曽祖母ハルに聞かされてきた「いつか必ず出会う」相手との、待ちに待った対面でした。「…!」に詰まった息づかいが、ひとりで抱えてきた年月の長さを物語っています。公式サイトにも掲げられた、この物語の入口となるセリフです。

名言2【ハル(煌の曽祖母)】幼い煌に語り聞かせた約束

いつか必ず夏目誠と出会う。そしてお前のために絵を描いてくれるよ

(ハル/君と花火と約束と)

出典元:映画『君と花火と約束と』(一枚の花火の絵とともに)
煌がまだ幼かった頃、曽祖母のハルが一枚の花火の絵を見せながら語り聞かせた言葉です。「夏目誠」という名前と、「お前のために絵を描いてくれる」という予言めいた一言。ハルはそれを、81年前に交わされた約束の続きとして、ひ孫に託しました。煌はこの言葉を信じて育ち、入学式の日の「ずっと会いたかった」へとつながっていきます。会ったこともない相手を信じて待つ時間の重さが、この物語の芯になっています。

キャスト・監督が君と花火と約束とについて語った言葉

名言3【佐藤勝利】声の仕事を引き受けた理由

ずっと声を入れる仕事をやってみたかったですし、声だけで演じるとどういう感覚になるんだろうという興味が強くて

(佐藤勝利/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
夏目誠役のオファーを受けた理由を聞かれて、佐藤勝利さんが答えた言葉です。本作が声優としては初めての挑戦。表情も身ぶりも使えない中で、声だけで人物を立ち上げるとはどういう感覚なのか。その問いへの興味が、引き受ける決め手になったと明かしています。「ずっとやってみたかった」という積年の希望と、「どうなるんだろう」という好奇心。自信のない少年・誠を演じる仕事は、その二つが重なったところから始まりました。

名言4【佐藤勝利】演じた夏目誠という人物

誠は本当に自信がなくて、クラスの中でも端にいるようなタイプのキャラクターです

(佐藤勝利/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
演じた夏目誠がどんな人物かを、佐藤勝利さんが説明した言葉です。教室の真ん中で輪をつくる側ではなく、端の席で周りを眺めているような少年。そんな誠のもとへ、入学式の日に煌がまっすぐ向かってくるところから物語は始まります。佐藤さんはこの説明に続けて、同じ年代の頃の自分と重なる部分が多かったとも語っています。端にいる人物の視線で描かれるからこそ、煌の明るさが際立つ構図です。

名言5【佐藤勝利】高校生の頃の自分と誠の重なり

自信のなさみたいなものは、特に同じような年代の時に重なることが多かった

(佐藤勝利/君と花火と約束と)

出典元:モデルプレス
コンプレックスをテーマにしたインタビューで、演じる誠との共通点を聞かれて答えた言葉です。名言4で「自信がなくて端にいるタイプ」と評した人物像を、佐藤さんは他人事として語っていません。高校生だった頃の自分にも、同じような自信のなさがあったと打ち明けています。華やかな場所に立っている人が、かつて誠と同じ場所に立っていたと口にする。その率直さが、声に乗った誠の心細さに説得力を与えています。

名言6【佐藤勝利】原菜乃華と共有した声の悩み

僕も原さんと一緒で、声がコンプレックスでした。自分の声はあんまり好きじゃないです

(佐藤勝利/君と花火と約束と)

出典元:モデルプレス
同じインタビューで、佐藤勝利さんが自分の声について打ち明けた言葉です。きっかけは、共演した原菜乃華さんが声をコンプレックスに感じていた時期があると語ったこと。それを受けて「僕も一緒で」と続け、自分の声があまり好きではないと率直に明かしました。似たような感覚の人に初めて会ったとも語っています。好きになれない声のまま、その声だけを頼りに人物を演じきった。二人の仕事の裏には、そんな共通点がありました。

名言7【佐藤勝利】自分の声を受け入れられた経緯

椎名林檎さんに声を褒めてもらったことがあって、周りにそう言っていただけるようになってから「素直な声でいいんだ。自分でいいんだ」と回り道してやっとそう思えるようになりました

(佐藤勝利/君と花火と約束と)

出典元:モデルプレス
名言6で語った声のコンプレックスを、乗り越えた経緯を明かした言葉です。転機は、椎名林檎さんから声を褒められたこと。周りからも同じように言われるようになり、ようやく「素直な声でいいんだ」と思えたと振り返っています。「回り道して」の一語に、すぐには受け入れられなかった時間の長さがにじみます。欠点だと思っていたものが、他人の耳には魅力として届いていた。その先にあったのが、声だけで誠を演じる仕事でした。

名言8【佐藤勝利】共演者の声から見えた煌

原さんの声は本当に煌ちゃんの声そのものだなと思いました。凛としていて、まっすぐ立っているような芯のある声

(佐藤勝利/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
葉山煌を演じた原菜乃華さんの声について、佐藤勝利さんが語った言葉です。「凛としていて、まっすぐ立っているような芯のある声」という表現は、入学式の日に迷いなく誠へ向かってくる煌の姿を言い当てています。曽祖母の言葉を信じて待ち続けた少女には、揺るがない芯が必要でした。原さん自身は名言15で自分の声に悩んだ過去を語っていますが、共演者の耳には、その声こそが煌の本質として聞こえていたのです。

名言9【佐藤勝利】声だけで演じる仕事の本質

僕たちができることは声の情報だけなんですよね

(佐藤勝利/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
声優という仕事について、佐藤勝利さんが語った言葉です。俳優の仕事なら、表情や立ち姿といった手がかりで感情を伝えられる。けれどアフレコで観る人に届くのは、声に込めた情報だけです。その制約を、不足としてではなく「僕たちができること」と言い切っているのが、この言葉の芯です。名言6で自分の声が好きではないと明かした人が、その声だけを武器に誠の迷いを届けようとした。そこに本作の演技の覚悟があります。

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佐藤勝利さんが語ったとおり、声だけで届けられる情報には限りがあります。それでも短い言葉は、短いままで人の心に残ります。ポケットAnchorは、アプリ独自の名言コレクションから、20種類以上のカテゴリに沿って毎日ひとつの言葉を届けるアプリです。朝、スマートフォンをひらいた時に最初に目に入る一文を、自分で選べます。

名言10【原菜乃華】自分の声を好きになれた出来事

新海誠監督に『原さんの声がとても素敵です』と褒めていただいたことで、自分の声が好きになれました

(原菜乃華/君と花火と約束と)

出典元:モデルプレス
声のコンプレックスを乗り越えた経緯を聞かれて、原菜乃華さんが答えた言葉です。きっかけは、新海誠監督から「原さんの声がとても素敵です」と声をかけられたこと。自分の声を個性として受け入れられるようになったと振り返っています。佐藤勝利さんが名言7で語った椎名林檎さんとの出来事と同じく、他人からの一言が転機でした。第一線の監督がまっすぐ褒めてくれた経験が、煌の芯のある声につながっています。

名言11【原菜乃華】作品のテーマを同世代へ

この映画を通して私のように、同年代の方や若い世代の方にも広く伝わっていったらいいなと強く思います

(原菜乃華/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
映画の戦争と平和というテーマについて問われ、原菜乃華さんが語った言葉です。舞台の長岡には空襲の歴史があり、その花火には平和への祈りが込められています。原さん自身、そのことを知って心を動かされた一人です。だからこそ「私のように」と前置きし、同じ年代や若い世代へ届いてほしいと願っています。約束の物語として観に来た人が、花火の背景の歴史にふれて帰る。演じた本人が、その入口になろうとした一言です。

名言12【原菜乃華】映像で見た長岡の花火の規模

「画面越しでもこんなに感動するんだ!」というくらい、私が今まで見たことのない規模の花火大会だと感じました

(原菜乃華/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
長岡まつり大花火大会について聞かれて、原菜乃華さんが答えた言葉です。会場へ足を運んだことはなく、知っていたのは映像を通してだけ。それでも、これまで見たどの花火大会とも違う規模だと感じ、思わず声が出るほど心を動かされたと語っています。この花火大会は、映画の舞台となった長岡の象徴です。画面越しに届いた感動を、声だけで観客に届ける側へ回る。原さんにとって本作は、その両方を経験した仕事でした。

名言13【原菜乃華】共演者の演技から感じた煌の心

このまこつくんだからこそ、煌は心を開きたくなったんだろうな

(原菜乃華/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
佐藤勝利さんの演技を受けて、原菜乃華さんがアフレコでの実感を語った言葉です。「まこつ」は佐藤さんの愛称。自信のない誠が素直で純粋な声で演じられたからこそ、煌が心を開く流れが自然に生まれたそうです。煌は幼い頃から「夏目誠」の名を聞かされて育ちましたが、どんな人物かまでは知りません。現れた相手が飾らない人だったことが、約束を超えて心を寄せる理由になった。演じ手ならではの実感がこもっています。

名言14【原菜乃華】初日舞台挨拶で語った実感

私自身、アニメーションで声を吹き込むことがすごく好きだなと改めて思いました

(原菜乃華/君と花火と約束と)

出典元:タレントデータバンク(初日舞台挨拶レポート)
公開初日の舞台挨拶で、原菜乃華さんが口にした言葉です。インタビューでは声のコンプレックスや、声だけで気持ちを届ける難しさを語ってきた原さんが、完成した作品とともに観客の前に立って選んだのは「好きだな」というシンプルな実感でした。「改めて」の一語に、本作のアフレコを経て気づき直したというニュアンスがあります。煌に声を与えた日々は、原さん自身の仕事への思いを確かめる時間でもあったのでしょう。

名言15【原菜乃華】声の高さに悩んだ学生時代

すごくコンプレックスで、低く喋る練習をしていました。学生時代に、普通に喋っているつもりでも真似されることがあって、“周りと違う”というところで「あんまり好きじゃないな」「お芝居の邪魔なのかな」とすごく嫌だった時期があったのですが、今は「それも個性だよな」と思えるようになりました

(原菜乃華/君と花火と約束と)

出典元:モデルプレス
声のコンプレックスについて、原菜乃華さんが明かした言葉です。普通に話しているつもりでも真似をされる。周りと違う一点が嫌で、低く喋る練習までしていたそうです。「お芝居の邪魔なのかな」と思い詰めた時期を経て、名言10の新海誠監督の一言を機に「それも個性だよな」と受け止められるようになりました。名言8で佐藤勝利さんが「煌の声そのもの」と評したのは、本人が一度は消そうとした声でした。

名言16【原菜乃華】アフレコで向き合い続けた課題

どうすれば観ている方に声だけで気持ちを100%届けられるのかというところは、アフレコ中も勉強の日々でした

(原菜乃華/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
声の仕事への向き合い方を聞かれて、原菜乃華さんが語った言葉です。表情も動きも使えない中で、煌の気持ちをどうすれば欠けずに観る人へ届けられるのか。答えが出ないまま、アフレコの間ずっと探り続けていたと明かしています。佐藤勝利さんが名言9で「声の情報だけ」と語った制約を、原さんは「勉強の日々」と受け止めました。「ずっと会いたかった…!」の一声も、その試行錯誤の中で形になっていったはずです。

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原菜乃華さんも佐藤勝利さんも、誰かの一言をきっかけに自分の声を受け入れられるようになったと語っています。そんな一言を、ロック画面で受け取れるのがポケットAnchorです。アプリ独自に集めた3,000を超える名言から、気分に合うカテゴリを選んで言葉を受け取れます。偉人の名言は、著者名とともに届きます。

名言17【佐藤勝利】映画の舞台への思い

長岡には実際に行ったことはないんですけど、もちろん『長岡花火』は知っていて、いつか行ってみたいなと思っていました

(佐藤勝利/君と花火と約束と)

出典元:アニメイトタイムズ
映画の舞台・長岡について聞かれて、佐藤勝利さんが答えた言葉です。訪れたことはないが、日本三大花火大会に数えられる長岡花火は知っていて、いつか行きたいと思っていたそうです。原菜乃華さんも名言12で映像越しの花火の規模に驚いたと話しており、二人にとって長岡は「まだ見ぬ場所」のまま演じた土地でした。その距離があったからこそ、作品を通して長岡を知っていく観客と同じ目線に立てていたのかもしれません。

まとめ

君と花火と約束との名言・名セリフ17件を紹介しました。本編の言葉は、煌の「ずっと会いたかった…!」と、その原点になった曽祖母ハルの一言。81年越しの約束を信じて待ち続けた少女の時間が、この二つのセリフに凝縮されています。
そして15件のインタビューの言葉からは、佐藤勝利さんと原菜乃華さんが、自分の声を好きになれなかった時期を経て、その声だけを頼りに誠と煌を演じたことが見えてきました。自信のない少年と、芯のある少女。二人の声の裏には、演じ手自身の回り道があったのです。映画を観るとき、あるいは観終わったあとに、この言葉たちを思い出してもらえたらうれしいです。

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