やりたいことが見つからない5つの理由と誰でも簡単に見つけられる方法

成功者が「やりたいことをやるべきだ!」と大声で発言するような場面をきっとあなたも目にしたことがあるでしょう。
でもそれはやりたいことがあることが前提であって、やりたいことがない人からしたらどうすれば良いのかわからなくなってしまいます。
そこで今回は、なぜあなたがやりたいことを見つけられないのか。そして、やりたいことを見つけるにはどうすれば良いのかご紹介します。

やりたいことが見つからない理由

現状の生活に満足している

1つ目は、もうすでにあなたは現在の生活に満足していて、今の生活を捨ててまでやりたいことがないというパターンです。

平日は働いて帰ってきたら軽くお酒を飲んで寝て、休日は家で映画を見たり家族と買い物に出かけたりする。社会人になるとこのような行動がマンネリ化してしまい、新しい刺激を受けられないことが多くなります。

ある種のルーティンのように行動するのは、悪いことではありません。このパターンの人はすでに今の生活に満足していて、やりたいことを見つける必要がないとも言えます。しかし、あなたがこの記事を読んでいるということは、あなたはそのマンネリ化した生活に飽きてきているのかもしれません。

ですから、少しずつ新しい刺激を自分から受けに行ってみたり、職種は同じでも別の職場で仕事をしてみたりと、生活にちょっとした変化をつけてみるのが良いでしょう。

本当はやりたいことがあるのにやらない理由を探している

人間は1日に12,000から60,000回ほど何かモノを考えていると言われています。そしてその思考回数のうち、80%はネガティブに考えているそうです。

つまり、人間は常にネガティブに物事を考えてしまう傾向にあります。

もしかしたらこの記事を読んでいるあなたは、少し前にやりたいことがあったかもしれません。例えば、今の職場よりも良い条件の職場に転職したいとか、学生時代本当にやりたかった仕事をしてみたいとか、少し自分の中で考えてみてください。

ここで伝えたいことは、自分で無理だと思い込んでいないかということです。あなたは自分自身でやりたいことに蓋をしている可能性があります。家族がいるから、頭が悪いから、もう年だからなど、自分で自分の可能性を閉ざしてしまっている可能性があります。

一旦無理だと思い込まず、どうすればやりたいことをやれるのか、やりたいことを叶える道を探してみてください。

やりたいことの規模が大きすぎる

本当にやりたいことはあるけれど、その規模が大きすぎて、何から手をつければ良いのかわからないというパターンです。

このパターンの方は、やりたいことを達成するまでのロードマップを作成し、できることから始めるというのが解決方法となります。

規模が大きいと目の前の壁が高く見えるかもしれませんが、あなたにできることから少しずつ一歩ずつ確実に近づけるはずです。

周囲の目を気にしている

規模が大きすぎる場合と同じく本当はやりたいことがあるけれど、できずにいるパターンです。

日本は他国と比較しても、世間の目・世間体を気にすると言われています。ニュースサイトしらべぇが2019年に行った、全国の10〜60代の男女1,721名を対象にした「他人の目について」の調査によると、「気になる」と答えた人が58.4%となっていました。

人間は社会的な生き物なので、気にならないと答えた方も少なからず世間の目を気にしているはずです。

しかし、あなたのやりたいことと周囲の目は切り離して考える必要があります。なぜならあなたの人生は、あなたが決めるべきだからです。

参照:他人の目を気にしながら生きている人が多数も… Sirabeeリサーチ

自己分析をしていない

「やりたいこと」というと、ついつい自分の好きなことを探してしまいがちです。それも間違いではありません。好きなことを仕事にするのは、とても素晴らしいことです。

しかし、やりたいことを見つけるには好きという角度からのアプローチだけではなく、向いていることをやるという方法もあります。

向いていることを探すには、自己分析が必要です。特に周りの人のことはよくわかるけれど、自分のことはよくわからないという方には自己分析がおすすめです。

やりたいことが無い社会人がやるべきこと5選

やりたいことが見つからない理由をいくつかご紹介しましたが、そもそもやりたいことがあるけれどやれていないというパターンもありました。

ここからは、本当にやりたいことがない方がやるべきことをご紹介します。

今までの自分史を書き出してみる

まずは、今までの自分の歴史を年表のようにまとめてみる方法です。やりたいことが見つからない人の中で、生まれてから今までずっとやりたいことがないという人は非常に少ないと思います。

つまり、やりたいことがあったけれど、どこかのタイミングで諦めてしまったというパターンがとても多いのです。

そこで自分史を書いて昔何が好きだったのか、何にハマっていたのかを知ることで自分のやりたいことが見つかる可能性があります。

昔好きだったことを実際にやるかやらないかは置いておいて、自分の好きだったことを客観的に見れる自分史はおすすめです。

一生のうちにやりたいことリストを作る

世の中にはさまざまな職種があります。その中で最も人の死に直面する機会が多い職種は、やはり医師でしょう。

ホスピス医と呼ばれる末期がん患者の治療を専門とする医師の小澤竹俊さんによれば、死ぬ間際「良い人生だった」と納得する方もいれば「もっとああしておけばよかった」と後悔してしまう方も多いそうです。

死の間際にもなると、やりたいことをやろうにも体力的にできなくなってしまいます。そうなると、ずっと心に何かを残したままこの世を去ることになるのです。

そう考えると、やりたいことを絶対にやっておくべきだと思いますよね。そこで、まずは一生のうちにやりたいことリストを作ってみましょう。

そして少しずつそのやりたいことリストを消していき、あなたの最期にそのリストを全て達成していれば、あなたの人生に後悔は残らないはずです。

逆にやりたくないことリストを作る

やりたいことがどうしても見つからない場合、ものの見方を180度変えてみて、やりたくないことをリストにまとめてみましょう。

例えば、転職をしたいけれど何をやりたいかがわからない場合、やりたくないことリストに当てはまらない条件の仕事を探すという方法があります。

以下にやりたくないことリストの例をまとめてみたので、参考にしてみてください。

  • 1時間以上の電車通勤
  • 休日出勤
  • 休日中の電話対応
  • 転勤

転職する際は、これらやりたくないことがない職場を探してみることで、精神衛生上より良い環境を作ることができるかもしれません。

エニアグラムやストレングスファインダーをやってみる

エニアグラムとは個人の特性を9つに分類する性格診断のことです。ストレングスファインダーとは、アメリカのギャラップ社が開発した人の才能を見つけ出す自己分析ツールです。

やりたいことが見つからない理由として「自己分析をしていない」をご紹介しましたが、このエニアグラムやストレングスファインダーの自己分析によって、あなたのやりたいことが見つかるきっかけになるかもしれません。

就活・転職イベントに参加してみる

今いる環境を変えたいけれど、何をやって良いのかわからないという方は転職イベント等に参加してみるのも一つの手です。

例えば転職イベントに参加すると、中途採用を行っている企業と直接話すことができて、興味のある企業が見つかる可能性があります。

これも、やりたいことが見つかるきっかけになるかもしれません。

誰でもやりたいことを見つける方法

ここからは、やりたいことを見つける方法を3つご紹介します。

とにかく一旦やってみる

やりたいことが見つからない理由として、本当はやりたいことがあるけれどやらない理由を探しているというパターンをご紹介しました。

やらない理由を探して何もやらないということを繰り返すと、その状況に慣れてしまい、結果的に何もできなくなってしまうかもしれません。

そこで、どんな些細なことでもやりたいと思ったらとにかくやってみて、挑戦するという癖を作るのがおすすめです。

周りの人からの誘いに積極的に参加する

やりたいことを見つけようとする時、なぜか自分の中だけで探そうとしている方がいます。

しかし、やりたいことはいつどこから来るのかわからないものです。もしかしたらあなたが自分で見つけるのではなく、最初のきっかけはあなたの周りの人かもしれません。

自分で考えて決めることも大事ですが、時には周りの意見に流されてみるのもありだと思います。

将来なりたい姿から逆算する

やりたいことが見つからない理由として、やりたいことの規模が大きすぎる場合がありました。

例えば、会社を立ち上げて上場させたいと思った場合、そのためには会社を作る必要があり、経営力が求められ、さまざまな経験が必要になるでしょう。

そこで、まずは転職してコンサル系の会社に勤め、その後会社を立ち上げて、最終的に上場を目指す。というように、将来なりたい姿から逆算して行動するということが、やりたいことをやる近道になることがあります。

今はまだ夢見た姿にほど遠いかもしれませんが、着実に一歩ずつ進むことが可能です。

そもそもやりたいことを見つけるのは難しい

ここまで、やりたいことが見つからない理由ややりたいことを見つける方法をご紹介しました。しかし、そもそもやりたいことを見つけるのはとても難しいということを伝えなければなりません。

おそらくほぼ全ての社会人が、学生時代にやりたかった仕事をしていません。しかしそれは、悪いことではないのです。なぜなら、それが一般的だからです。

やりたいことではないけれど、仕事に誇りを持って取り組んでいる全ての人が素晴らしいと思います。そして、もしあなたが行動してやりたいことを見つけられたら、それもとても素晴らしいことです。

まとめ

これを読んでいるあなたは、自分のやりたいことを一生懸命に取り組んでいる人が、輝いて見えることがあるかもしれません。

残念ながら、やりたいことを見つけるのは簡単ではありません。しかし、やりたいことはある日突然湧いて出てくるわけではなく、あなたが何か行動を起こさなければ見つかることはないのです。

行動を起こしていれば、いつかきっとやりたいことも見つかるでしょう。

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